第五十話:グリモワールの捜索 続き２ ページ2
情報をまた集め始め、イズルトの人に聞くカディッシュ達
カディ「そう簡単にはいかないよな」
カディッシュはそう言うとキセルを吸い、息を吐く
テラリア「あそこの者に聞いてみたらどうだろうか？」
テラリアはある場所を見て言う
エレノア「あそこ……？みやげ屋のようですね」
テラリアの言葉にエレノアもその方向を見て言う
ユルール「みやげ屋ならたくさんの人と会う……」
フィ「グリモ姐さんのこと知ってるかも……！」
エレノアとテラリアの言葉にユルールが言うとライフィセットが気付いたように続けて言う
ユルールとライフィセットの言葉に全員でみやげ屋に向かう
ロクロウ「ん？ビエンフーみたいな人形か？を売っているんだな」
みやげ屋の売っている物にロクロウが右手を顎に当て言う
カディ「そうだな……(何でノルミンの人形を売っているんだ？)」
カディッシュはロクロウの言葉に頷きながら考える
ロクロウとカディッシュがノルミン人形を見ながら話していると
マギルゥ「おお、なんという奇遇じゃあ〜!!この気怠いカミサマこそグリモ姐さんじゃ！」
マギルゥがみやげ屋と何かを話して何かを聞くと喜ぶ
カディ/ロクロウ「「はぁ!?」」
カディッシュとロクロウはマギルゥの言葉に驚く
ロクロウ「人間じゃないのかよ!?」
ロクロウがそのままマギルゥに驚きながらもツッコミ入れて聞く
マギルゥ「人間だと一言も言っておらぬ」
マギルゥはロクロウのツッコミに知らない風に答える
カディ「そりゃあ見付からなければ情報もないわけだな」
カディッシュはマギルゥの答えに深いため息をし、呆れたように言う
ユルール「だね……」
カディッシュの言葉にユルールは頷きながら苦笑いする
マギルゥ「みやげ屋よどこで見たのじゃ？」
マギルゥはカディッシュ達の言葉は気にせずみやげ屋に聞く
「この先のマクリル浜だが……」
みやげ屋はマギルゥに「何だ？」という感じだがマクリル浜だと答える
マギルゥ「渚で黄昏ておるとは、ますます姐さんらしい！さぁ、海へ急ぐぞ！」
みやげ屋の言葉に声をあげるとベルベットとカディッシュ達に向かって言う
ベル「はぁ……」
マギルゥの言葉にベルベットは疲れきった溜息をする
テラリア「ベルベット……」
ベルベットの様子にテラリアは苦笑いする
カディ「ベルベットみたいになるって……」
ロクロウ「そうだな」
カディッシュはベルベットのように疲れきったようにしロクロウは頷くのだったー…
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作者名：クーシー | 作成日時：2018年2月4日 20時
