第三十七話：第二の嵐７ ページ41
先程の奈良坂の玉狛のトリガーによるトリオン度外視攻撃へのカバーに入るかという通信に閃は大丈夫だろうと判断し、
カバーは必要になった時(玉狛からの援護の要請等)にカバーをすると決め答えようとして火澄が先回りしてに奈良坂へ答えてから数分後……
屋上から見えていたトリオン度外視攻撃の中、緊急脱出の光が玉狛支部へと向う
閃「(あれは緊急脱出……行き先は……玉狛か。先に烏丸がトリオン切れを起こしたな……)」
玉狛第一のトリオン量は確か木崎が一番多かったなと閃は思い出し、緊急脱出の光が向かう先が玉狛なのから先に緊急脱出したのは烏丸だと結論づける
古寺「あの、木崎さん達の場所に援護しなくてもいいんでしょうか？」
緊急脱出の光が恐らく烏丸だとわかったのか、玉狛第一で担当していた場所から人数減り、そこに援護しなくてもいいのか・対応ができるのかといった不安があるのだろう古寺が閃に聞く
閃「ん？大丈夫だろ。あそこには木崎さんが落ちたとしても攻防きっちりした
烏丸が緊急脱出し、玉狛第一のメンバーの中でトリオン量が一番多い木崎もトリオン度外視の攻撃を続けていれば長くは留まることは出来ないだろう
しかし、それでもその場にいる間に大半のトリオン兵を倒して緊急脱出するだろうことも予測が立てられる
万が一、予想よりもトリオン兵が多く残ったとしてもその場に残っているだろう隊員や周りの隊員達でもどうにかなると閃は考えている
旧ボーダーの１人でトリオンのペース配分が上手い。周りの隊員達の中でもフォローの上手い堤もいる万が一も起きはしないだろう
別役「あっ！」
考えていると焦ったような別役の声に次はどうするべきかと考えていたが一度止め、レーダーを確認する
一部のトリオン兵が地上組が戦っている場所から市街地へと向けて離脱していくのが映る
閃「市街地を襲うつもりならとっくの昔にやってるだろ。大方地上組の戦力分散を狙ったもんだろ」
レーダーで確認したトリオン兵の動きに一度眉間に皺を寄せ、得意の計算で出した相手の考えている作戦を言う
地上組も閃と同じ結論に至り追撃しないことにしているとは閃は思ってもいなかったが
火澄「地上組もそれがわかってるみたいだね。誰も追ってないね〜」
いつもの間延びした喋り方でそのことを火澄が閃やスナイパー組へと言うのだったー……
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クー(プロフ) - 優珂さん» ご指摘ありがとうございます！ (7月12日 23時) (
レス) id: 1741a37ba0 (このIDを非表示/違反報告)
優珂 - 狙撃銃を構えてる時にレーダーに写る事になるのでグラスホッパーとバックワームの位置入れ替えた方がいいですよ。 (7月11日 23時) (レス) @page2 id: 74d3bdb7ba (このIDを非表示/違反報告)
ゆで卵(プロフ) - すみません突然！！当真勇の名前間違えてます…！当馬になってます (2021年7月27日 13時) (レス) id: a14af7ea27 (このIDを非表示/違反報告)
z5pzuchg3c4hfbe(プロフ) - クロエさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2021年1月17日 15時) (レス) id: de6d266c98 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ(プロフ) - 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2021年1月17日 12時) (レス) id: 60aaeffad3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クーシー | 作成日時：2017年6月20日 19時
