流星５ ページ7
弓道大会の予選も難なく終えたあさひは次の本戦に向けて練習にも力が入るが
今は予選突破祝としてまた木崎の手作りスイーツを食べに玉狛支部に来ていた
あさひ「前回の試作品も美味しかったけれど、今回のスイーツもとっても美味しいですレイジさん！」
幸せそうに食べるあさひの様子に木崎はそうかと前回同様に作ってはテーブルに運んでいる
「相変わらずすごい食べっぷりね……」
美味しそうに食べるあさひに玉狛支部にやって来た小南は驚きながら言う
「……いったいその体のどこに入っるんすか？」
小南と同じくやって来た烏丸は食べ終えたであろう皿の量に同じく驚きながら言う
「あさひは会った昔からあの量だったな〜」
初めて会った頃を思い出しながら林藤が言う
小南「会った頃から……」
烏丸「この量……」
林藤の言葉に開いたら口が塞がらない状態になってしまった小南と烏丸
あさひ「……１つ訂正があるわ林藤さん。あの頃より量は格段に減りました」
きっちり食べていたスイーツを食べ終えてからあさひは林藤へそう言う
林藤「食べる機会が減ったからか？機会が減っても一回に食べる量は変わってないじゃないか」
一言うと頷くあさひに林藤は続けて言う
あさひ「べ、別にいいじゃないですか！滅多に食べれなくなってしまったんだから……」
と顔を紅くしながら言いつつ、出されていた他のスイーツを食べ始めている
林藤「ははっそうかそうか」
顔を紅くしながら、出されていた他のスイーツを食べるあさひに懐かしいと思い出しながら林藤は頷く
そんな二人の話を聞きながら小南も懐かしい気持ちにもなったが、何よりも脇にある食べ終えた皿の量に圧倒されていた
あさひ「……！」
笑う林藤にあさひは顔を紅くしたまま勢いよく木崎特製のスイーツを頬張る
木崎「焦らなくてもまだあるぞ」
勢いよく食べるあさひに追加のスイーツを持ってきた木崎がそう言う
あさひ「そういう訳じゃないですが、あるのであれはいただきます」
違う、そうじゃないと小南と烏丸は会話を聞いて思った
林藤「あさひ俺達にも分けてくれるか？」
スイーツを頬張るあさひに林藤が聞くともちろんどうぞ、とあさひは笑顔で言う
小南も烏丸も分けてもらいながら思った。普通に朝や昼、夜に食べる料理は普通の量なのに、スイーツだけ何故あんな量を食べられるのか不思議でならないのだったー……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クーシー | 作成日時：2021年1月17日 11時
