息抜きネタ３（過激な言葉とネタバレが出てきます） ページ35
その手紙を受け取ったあさひは驚く他の人達を他所に気にする必要ないと言って何ごともないようにその手紙を捨てた
〜
ここは米花町の毛利探偵事務所。訪ねてきた人物に毛利も、娘の蘭も、居候している江戸川コナンも驚いた
「なるほど、この脅迫文が……」
『次の大会に出るならば命の保証はない！！』とWordで書かれた文。１人の隊員に宛てられたものだ
「彼女はいつものアンチボーダーのものだろうと言い取り合いません。大会にも出場するようで……」
狙われている隊員、朝神あさひ。彼女は弓道大会連勝している有名人だ。依頼主は彼−ボーダー本部長忍田真史ではないそうだが、彼も依頼主と同じ気持ちらしい
「ボディガードのような依頼となってしまいますがお願いいたします」
忍田は立ち上がり深く頭を下げて毛利に依頼する。慌てて毛利は頭を上げるように言うが忍田は頭を上げない。毛利は断るつもりはない。自分の娘と同い年の娘自身の娘に置き換えたら許せるものではない
「何故狙われている朝神さんも大会に出場するんでしょうか」
疑問符を浮かべているようで浮かべていない言葉を言ったのは毛利の弟子をしている安室透だ。彼は組織に潜入中の公安の人間だ。守るべき人である朝神が命を狙われているのに出場するというだ安室も頭を抱えているようだ
「忍田本部長さんの話だと理由も話してくれなさそうだよね」
そう。コナンが理由は聞いてみたのかと聞くと曖昧にはぐらかしていたが本当の依頼主と朝神の間に何かあるのは確実だ
「まったくボーダーの仕事も危険だろうに……」
毛利の言う通りだ。ボーダーは異世界からの侵略者に唯一対応できる組織だ。その組織にいることは危険だろう。４年前の大規模侵攻でかなりの死者と行方不明者が出たのだ
そんな危険な仕事をしながら学業をして更に大会に出場して……
「何でこの犯人は大会まで１週間も無いのに出したんだろう？」
普通ならだいぶ前から出して出場するのなら徐々に内容も過激にし、脅迫文を送る間隔を短くしていく
「あぁ、そこだけが妙なんだよなぁ」
タバコを吹かしながら毛利もコナンの言った言葉に頷く。何が目的なのだろうか……
〜
警戒区域の近くの警戒区域の側ということで人が住まなくなった所にある神社。そこにあさひはいた
『 ー 』
あさひ「必ず……」
左手にある大切な
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作者名：クーシー | 作成日時：2021年1月17日 11時
