▽続き ページ4
楠野side
電話の呼び出し音が途切れて
愛おしい彼の声がする。
道『はい...。』
正「今、どこおる？」
道「レッスン室です...。」
正「俺らは警察署におんねんけどさ、ここにAちゃんおるんよ。話する？」
道『...ええんですか？』
正「ええよ。代わるな？」
電話を受け取る手が震える。
しゅんに...失望されたら？
「もしもし...」
電話を耳に当てると
焦ったようなしゅんの声が聞こえた。
道『無事ッ！？』
「お、おん...。」
そう答えると
安堵のようにも聞こえる息を吐き
道「...心配したんやで。」
と優しい声で言われる。
「...疑っとる？」
一番聞きたかったこと。
足が震える。
道『なんで疑うのん？Aちゃんは絶対そんなことせえへんやん。』
「...！！」
何も迷いなく言い切る彼。
更に涙が溢れてくる。
こういう所を
好きになったんやな。
しゅんの気持ちを疑っとったんは
こっちの方やわ...。
道『今、Aちゃんのアリバイを集めとるんよ。待っとってや、絶対無罪証明したるから。』
私がうだうだ悩んでいる間
彼は関ジュのメンバーや
スタッフさんに聞いて回って
アリバイを集めてくれていたらしい。
どんだけええ子やねん...。
道『証拠見つけてすぐ行くでな。じゃ。』
「...ありがと！」
道『おん。』
正門くんに電話を返して
深々と頭を下げる。
「しゅんの暖かい気持ち伝わって...人間としての心を取り戻した気ぃする。正門くんと大ちゃんのお陰や。ありがと。」
正「ええのよ。こんくらい頼り？？」
大「多分これ、ただの冤罪ちゃうで。」
正「多分...姫乃さんの協力者が居る。」
大「気ぃつけてな？俺らも道枝手伝ってくるわ。」
正「間違っても嘘の供述はせんといてな？Aちゃんがやっとらんならホンマの事言うてればええんやから。」
「おん！ありがと！」
この後も取り調べが続いたけれど
溶けた氷が元に戻ることは
なかった。
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咲良(プロフ) - みぃ☆さん» こちらこそよろしくお願いします(*´ω｀*)『関ジュの花』、『少年たち』も、私たちの別作品も楽しんで読んでいただければ嬉しいですッ！ (2019年10月4日 22時) (
レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - はい、okです♪ありがとうございました！！咲良さん、涼音さん、これからも、よろしくお願いします。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: c6d72d9d14 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 涼音さん» なんもだよ〜！あ、明日から来週までテストだから少年たち更新できない！！ごめんね(><)そーだ、TikTok荒らしといてね(*´ω｀*) (2019年10月4日 22時) (レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - 咲良さん» おけまる〜！ありがとう！ (2019年10月4日 22時) (レス) id: 8c6c513fbc (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - はい！大丈夫です！！ (2019年10月4日 22時) (レス) id: c6d72d9d14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2019年9月19日 22時
