▽続き ページ18
長尾side
丈「許されへんよ。」
丈くんの声に
涙が溢れてきたんは
丈くんに甘えとった証拠や。
心のどこかで
丈くんなら許してくれるんちゃうか。
なんて最低なこと考えとった。
僕に泣く資格なんてない。
それなのに
僕はもうなにわ男子には居られへん。
そう思うと
涙が止まらない。
長「...僕っ、帰りますっ...。ホントにすみませんでした...。」
涙を見せないようにして
立ち上がり
丈くんに背を向けると
丈「まだ話終わってへん。」
低く、期限の悪そうな声で呼び止められた。
長「...すみませんっ。」
丈くんの方を向いたら
泣いとるのがバレてまうから
背を向けたまま
会話をする。
なんて、失礼...やんな。
意を決して
丈くんの方を向くと
丈くんの目にも
水が溜まっていた。
丈「長尾のアホっ...！そういうんは、誰でもええから相談せな...っ！...勝手に行動したらアカンやんっ！」
啜り泣く声と共に
途切れ途切れに聞こえる声。
丈「...俺らの事、少しは信用してやっ！」
長「...ごめんなさいっ！」
丈「ちゃうねん...！謝って欲しいんやなくて...」
丈くんが息を飲む音が聞こえた。
・
・
・
・
丈「俺ら...仲間やんかっ...！！」
仲間...。
こんな僕を...
仲間って言うてくれるんですか？
丈くんを刺したんに。
一時の恋に溺れて
大切な仲間を傷付けたんに。
丈「刺された傷なんてすぐ治んねん...！そんな痛みちっとも辛ないわ。...そんなんより...」
長「...。」
丈「信頼されてへんのかなっていう...心の傷の方が痛むんやわ...。」
長「...っ。」
丈「長尾はどう思っとる？俺らの事。」
長「僕は...」
丈くんを傷付けた。
素直に気持ちを伝える権利なんて
ホンマは無いのかもしれへん。
でも...
長「僕はっ！...なにわ男子が、関西ジャニーズJrが...大好きですっ...！！」
・
・
怖くて顔があげられへん。
なんて言われるか分からんくて
丈「...長尾。」
長「はいっ...。」
丈「これからもよろしくな。」
今まで聞いたことないくらいに
優しい声だった。
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咲良(プロフ) - みぃ☆さん» こちらこそよろしくお願いします(*´ω｀*)『関ジュの花』、『少年たち』も、私たちの別作品も楽しんで読んでいただければ嬉しいですッ！ (2019年10月4日 22時) (
レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - はい、okです♪ありがとうございました！！咲良さん、涼音さん、これからも、よろしくお願いします。 (2019年10月4日 22時) (レス) id: c6d72d9d14 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 涼音さん» なんもだよ〜！あ、明日から来週までテストだから少年たち更新できない！！ごめんね(><)そーだ、TikTok荒らしといてね(*´ω｀*) (2019年10月4日 22時) (レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - 咲良さん» おけまる〜！ありがとう！ (2019年10月4日 22時) (レス) id: 8c6c513fbc (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - はい！大丈夫です！！ (2019年10月4日 22時) (レス) id: c6d72d9d14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2019年9月19日 22時
