redstory35 ページ39
草間side
戦争の合間の少しの休息
和気あいあいとした雰囲気で
夕食を食べる赤高の生徒たち。
暗い顔しとったら
戦争が終わってからも
平和なんか訪れへん。
そう思いながら食べとるみんなを
見つめていると
正「生徒会長...！大晴が、道端で倒れとります...！」
正門が息を切らしながら室内へ入って来た。
大「はぁ！？どういうことや！」
晶「大晴は1人でゆっくり歩いとった気が...。」
正「僕ら、キリのええとこまで闘っとったんで遅れたんですよ。」
大「それで？」
正「急がな...って思うて後を追いかけたら、大晴が倒れとって...！！」
大「もちろん運んで来たやんな？」
正「1人や運べません...！」
草「俺も手伝うで。行こや。」
正「...ありがとう。」
そう言いながら
既に走り出しとる正門。
仲間思いな分
耐えきれへんのやろうな。
ただアイツ...
むっちゃ足速いねん。
追いつけへん...！
草「はぁ...はぁ...。」
やっと正門に追いついた時
正門は立ち尽くしていた。
正「大晴の死体が...あらへん。」
草「...！？どういうことや！」
近づいて行くと
グイッと腕を引かれる。
そして正門の顔が耳元に来て
正「リチャード...。」
彼の吐息が耳にかかる。
草「...ん？」
次の瞬間、俺は足の辺りに強い衝撃を受けた。
草「ぐぁ...！」
あまりの痛みに
倒れ込む。
正門の顔を見上げると
今まで見た事ないような
色気っぽい、狂気じみた顔をして
クスッと笑うた。
そして次の瞬間
すんっと、真顔になり
俺の腹部に数発蹴りを入れた。
草「...まさ...かど...？」
正「消えてや。」
その言葉を最期に
俺は意識を手放した。
ーーーー
赤高 草間リチャード敬太
脱落
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咲良(プロフ) - 祐莉さん» コメントありがとうございます〜！偽正門くん、キャラ崩壊ですね（笑）まだ直接名前を出していないのに『長尾くん』と言っている辺りしっかり読んでくださってるんだな〜と嬉しくなりました！良ければこれからも楽しんで読んでいただけると嬉しいです！ (2019年11月2日 12時) (
レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 偽正門君の正体は分かりましたが、正門君たちの行方不明なところについに長尾君が登場しましたね♪ そろそろある事件の時に長尾君が何をした(裏切った)のか？が分かるかな？とわくわくしてます！ (2019年11月2日 1時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - ニシスズがそう言ってくれるなら頑張って耐える...！←誰も正門くんが殺人鬼役をやるとは言っていない (2019年10月30日 7時) (レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
涼音(プロフ) - 咲良さん» お姉ちゃん死なないで〜！ (2019年10月30日 7時) (レス) id: 8c6c513fbc (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - 涼音さん» めためた共感っ！もうそんな事言われたらギャップ萌えで咲良死んじゃう← (2019年10月29日 22時) (レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2019年9月21日 19時
