運命の相手は因縁の相手でした2

redstory26 ページ11

大西(流)side


勢いは西から！愛は大西から！


高校2年生17歳、大西流星です☆


え、この自己紹介むっちゃ良くない？？


これから使お♪


あ、話戻しまーす！脱線してごめんね♡



廉「何から話せばええかなぁー。」



流「まずは、ある事件が何なのか...とかですかね？」



廉「せやな。

よーく聞きや。ある事件っていうのはな...」




風雅の表情が緊張を帯びていく。



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廉「赤高教師の交通事故の事や。」



風「交通事故...？？」



廉「え、知らん？赤高の教師が奇妙な交通事故で帰らぬ人となった事件。」



風「それは知っとります。...林...真鳥さん...でしたよね？」



流「...まとくん...。」



風「え...ただの交通事故が原因でこんな大きな戦争起こそうとしとるんですか！？」



廉「ただの...？」



ちゃう...。


ただの交通事故なんかやない！



まとくんは...



まとくんは...！！



廉「青高に殺されたんや。林先生は。」





...っ！！




分かってるけど、言葉にして聞くと


さらに辛くなる。


まとくんはホンマに優しくておもろくて


室先生もええ人なんやけど


なんか物足りひんって思っちゃうくらい。




廉「流星...。聞きたなかったら、帰ってもええんやで？」



優しく永瀬先輩が背中を摩ってくれる。




流「大丈夫ですっ...！」




まとくんが居らん現実に...


そろそろ慣れなアカンねん。


それやないと...


戦争の時に足でまといになる。


甘やかしてもらってばかりなのは


もう終わりや。


僕やって生徒会やもん。



廉「そか。偉いくなったな。」



...そういえば




僕はなんでまとくんが殺されなきゃならんかったんか




知らん。




なんでまとくんは殺されたん？？




廉「今教えたるから。」



流「え？」



廉「んは、声に出てたで(笑)」



流「マジですか...！」



廉「マジです(笑)」



まとくんの復讐



絶対にするから



待っとってね。

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