運命の相手は因縁の相手でした

bluestory17 ページ42

深澤side


やっと俺の出番か...。



1話目で何故か生徒会長にボコボコにされただけのモブキャラ感あるけど！



俺も一応教師だからね！？



照『これより緊急全校集会を始める。3分以内に体育館へ集まれ。集まらなかった者は即退学だ。』





ザワザワ...。



生徒がざわつき始める。




そして





一気に整列をして





早足で歩き出す。





俺も急いで体育館行かなきゃ。






ー3分後ー




照「全員揃ったな。優秀だ。」




向「今日は俺が司会やから。照くん退いてや。」





照「うーい。」





向井先生...！？





向「今から、生徒会長選抜選挙を始める。」




ザワザワ...。




生徒たちがザワつく。




向「そこ、黙れや。」





聞いたことも無いような




低い声で言われれば




みんなが黙りこむ。





向「立候補は、松村北斗。そして岩本照。」






『生徒会長に入れるしかなくない...？』

『松村先輩に入れたいけど...』

『辞めとけ、殺されるぞ？』





なんて声が聞こえる。




こんなの確定ゲーに決まってんじゃん。




それが分かっているのか




生徒会長は余裕そうに笑っていて




松村はイライラしたように




壇上の向井先生を睨む。





向「松村が選ばれへんかったら、生徒会クビ。」





ザワザワ...。





ふーん、松村がね...って




はぁっ！？





向「これは照くんの命令や。生徒会長の命令は？」





「「...絶対。」」





向「どちらかの援護をしたいヤツが居ったら手を挙げろ。発言を認める。」






松村が居なくなったら...




かなり戦力がガタ落ちだ。




生徒会長の頭脳とも呼ばれてるのに。





？「はい。」





1人の生徒が沈黙を破って




手を挙げた。





向「どうぞ。」





と言って会計の子になにかを伝えると






会計の子はマイクを持って




その少年に渡す。





少年は口を開いた。




佐「2年の佐藤龍我です。僕は松村先輩を推薦します。」






...一波乱起きそうだ。

bluestory18→←bluestory16

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す