※bluestory7 ページ17
松村side
俺は嶺亜の病室を出てから、ある人の家に向かった。
北「照。話がある。」
照「『話があります、生徒会長。』だろ？偉そうな口聞いてんじゃねぇ。」
北「よく言うよ。生徒会長の仕事、全部俺に押し付けるくせに。」
そう言って鼻で笑うと彼はキレたような表情を見せる。
北「どーしたの？図星つかれて焦っちゃった？」
さらに挑発すると、彼は俺の腹目掛けて右手を突き出した。
北「弱ってんね。今なら勝てそうだわ。」
俺は片手で彼のパンチを止めた。
かつては最強と言われていた照だが、今のコイツは冷静さを失っていて...
餌を目の前にして、食べさせて貰えない動物みたい。
どっちにしろ哀れなもんだ。
照「生徒会長の座を譲れってか？」
北「別に。地位なんていらねぇし。」
そう、大切なモノさえ守れれば...。
照「じゃあさ...」
照はニヤっと口角を上げた。
照「嶺亜を消すって言ったら？」
北「は？嶺亜は関係ねぇだろ！？」
照「熱くなっちゃって、可愛いねぇ。」
2人の関係は隠してきたはず...。
冷静になれ...。
照「でももう大丈夫。嶺亜は君を裏切るよ。」
北「嶺亜はそんな事しないっ！！」
嶺亜は...嶺亜は...！
俺が照を殴ろうとしたその時、誰かが俺の手を止めた。
龍「やっぱり生徒会長でしたか。」
声の主は、佐藤龍我。
そして彼の腕にはぐったりとした那須雄登がしっかりだき抱えられていた。
照「那須...！？どうした...！」
龍「ちょっと煩いんで黙っててもらいました。ねぇ、生徒会長。どういうことですか？」
北「龍我...？」
龍「恋人の許可も取らずに、那須使って嶺亜先輩脅すとか、いい度胸してますね。」
那「...龍我やめとけ！」
龍「那須は黙ってて。」
そう言って龍我は那須の唇に自分の唇を当て、彼の少し開いた口から舌を侵入させた。
那「...んっ...はぁっ//」
龍「あんま他の男の前で可愛い声出さないで？黙ってくれれば良いだけだから。」
那須は酸素が足りなくなったのか、とろんとした目でぺたんと床に座り込んだ。
龍「生徒会長は、生徒のために居るんじゃないんですか？失望です。」
北「何があったの...？」
龍我から全てを聞いて、照への怒りは更に大きくなった。
そして、自分への怒りも。
嶺亜...次は絶対守ってやるからな。
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咲良(プロフ) - 祐莉さん» こちらこそいつもコメントありがとうございます(*´▽｀*)移行してからも更新頑張るのでどんどん考察しちゃってください！（笑） (2019年9月21日 17時) (
レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 更新見ました！私の質問に答えて頂き、ありがとうございます！これからも楽しみにしてます！ (2019年9月21日 10時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - でも、生徒会長に任命されたから必ずしも忠実とも限らないし、曲者が登場して生徒会をかき回すかなと個人的に予想してます！ (2019年9月20日 23時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - それに、そろそろ明らかになりそうな青校新副会長も波乱を呼びそうですよね♪ 生徒会長からしたら地位を脅かしそうな松村君は追放したけど、赤高校との喧嘩も近づいてるし、後任はある程度強い人にはするかなと思いました！ (2019年9月20日 23時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - 赤校・青校の１年生はある事件のことを知らないんですね♪ 今のところある事件の情報(いつ頃事件が発生したのか？・誰が関わっているのか？・赤高や青校の二年生以上の全校生徒や教師はある事件を知っているのか？)がほとんどないから今後の展開がますます楽しみです♪ (2019年9月20日 23時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2019年8月31日 23時
