運命の相手は因縁の相手でした

bluestory14 ページ33

向井side

川「誰にも言わないで下さいねっ！？」

向「おん。てか敬語やめよーや？学校では敬語じゃないとアカンけど。」

川「あ...はい。じゃなくて、うん。」

向「ふーん、川崎は赤高の子と付き合ってんねんなー？」

川「付き合って...は、ないかな？」

向「さっき...恋人って言っとったで？」

川「両想いだけど...付き合ってないんです。」

向「...どうしてなん？」

川「告白して...僕も好きやでって言われて...。それが中学生の時です。」

向「おん。」

川「でもその時にはお互い進路が決まってて。」

向「赤高と青高やったんや。」

川「はい。だから、付き合えないねって。」

中学生にそんなん考えさせるん？

生徒会は何しとんのや。

川「だから、付き合ってはないです。」

向「せやから、戦争を止めたいんや？」

川「はい。」

こんな子も居るんやな。

生徒会やのに、赤高と仲良くしたがってる子。

案外他にも居ったりして。

川「でも暴力で解決したらダメなんです。」

向「ん？なんで？」

川「暴力で解決したら、暴力で支配する人がまた出て来るから。」

ちょこちょこ敬語とタメ口が入り交じる彼はなんだか可愛らしい。

そんな可愛らしい中に、確かな闘志が見えた。

川「だからお金で解決するんです。」

向「強引やな。笑」

川「お金があればなんでも出来ます。」

向「川崎が全部貯めとるん？キツない？」

川「相手も、貯めてくれてるから...。」

向「もしかして川崎の恋人って...」

あの子なんかもしれへん。

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咲良です(*´▽｀*)

昨日更新出来ず申し訳ございませんでした(o_ _)o

作者、最近テストやら何やらが立て込んでおりまして...

今後も不定期で更新できない日があるかもしれません。


出来るだけ毎日更新出来るよう頑張ります。


なのでお気に入りを外さずお待ち頂けると嬉しいです^^

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