▽続き ページ40
斗「恭平くんも、一緒に沢山アトラクション乗ってくれました。ほんまはコーヒーカップ好きじゃなかったんですよね？でも僕が乗りたいって言うたら乗ってくれました。」
正「そっか。」
斗「道枝くんも長尾くんもみんな優しいのに...。」
正「斗亜...。」
「斗亜ちゃん！！正門くん！！」
斗「うわっ、Aちゃん！？どうしてここに？」
Aちゃんを初めとして、どこかに行っていたはずのAぇ！groupの皆さんまで、全員が居った。
「...あれ、乗りたかったんやろ？」
Aちゃんは僕の見つめていたアトラクションを指さした。
「ごめん、ホンマにごめん！！」
斗「え...？」
「斗亜ちゃんとかみんなとかの気持ち考えずに、自分勝手に行動しちゃって...。みんなに嫌な気持ちさせちゃった。」
そう言うとクルッと後ろを向いて深く頭を下げる。
「だから...みんなにも、ごめんなさい！」
すると末澤くんがAちゃんの頭に何かを付けた。
昌「僕達こそ、勝手に居なくなってごめんなさい。」
リ「present for You！」
小「俺らの方が自分勝手や。笑」
末「勝手に居らんくなって、勝手に女の子にカチューシャ付けとるんやもんな。笑」
道「ていうか僕達も自分勝手だし。」
長「ちょっとなんでかは言えないけど。笑」
拓「僕も自分勝手でみんなをここに誘いました！」
恭「せやからさー、Aはもうちょいわがままになってもええんやで？もちろん斗亜の面倒は見てあげなあかんけどな。」
風「なんで謝るんかが分からん。乗りたいアトラクション言うのの何が自分勝手なん？笑」
正「俺ら、関ジュの仲間...やん？もっと頼っても、わがまま言うてもええんやで？」
「みんな...ありがとう...！」
小「このカチューシャ可愛いでしょ。」
「うん、みんなセンス良すぎ！」
福「喜んでもらった！よっしゃあ、よっしゃぁ！よっしゃっしゃっしゃ！ワイパー！」
昌「皆さんの分買うて来ましたよ。」
「「おぉー！」」
斗「Aちゃん...。」
正「斗亜、2人で話しておいで。」
拓「Aちゃん、斗亜と2人で乗ってきて下さい、あれ。」
西村は、コーヒーカップを指した。
「斗亜ちゃん、乗れる？」
斗「はい...。」
正「斗亜！」
僕が後ろを振り向くと正門くんは笑った。
正「斗亜も...仲間やからな！」
斗「...！」
僕はこの日、1番掛けて欲しかった言葉をかけられました。
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作者名：咲良 | 作成日時：2019年8月21日 18時
