みっちーとデート ページ16
道枝side
「ごめん、待った？？」
道「全然大丈夫です、今来たとこですから。」
「良かったぁ。」
嘘。楽しみすぎて30分前に着いてしもーてた。
でもAちゃんが安心したような顔をしてたからそれで満足なんや。
「映画までまだ時間あるよなぁ？」
道「そうですねー。どっかで時間潰します？」
わざとです、待ち合わせ時間を早くしたのは。
だってAちゃんと遊びたかってんもん。
「せやな。せっかくやしジャニショでも行こか？」
道「おぉ、いいですね！でも僕、今日変装してないですよ？」
「なんで少年たち見に行くのに変装せえへんねん。」
道「まぁ良いかなって...笑」
「さすがイケメンは違うわー。」
道「どゆことですか？笑 ていうかAちゃんの変装、変装って言いませんからね！？バレバレ...。」
「えぇ、めっちゃ気合い入れて変装したんに...。」
Aちゃんの変装は帽子に眼鏡。うーん...。可愛さが滲み出てしもーてる笑
道「まぁファンサービスってことで。」
「せやな、ファンサデートや！」
道「デート...やば、嬉し...。」
「ん？なんか言うた？」
道「なんも言うてませんよ(笑)」
「そか、じゃあ行こか。」
道「はい！」
道「僕、ジャニショ行くの久しぶりなんです！オンラインストアが出来てからは行ってへん。」
「私は結構行っとるで。知念くんの写真集めるために...。」
道「ホンマAちゃんって知念くん好きですよね。」
「おん、大好きやけど？」
そんな可愛ええ顔して他の男の話して欲しくない...。いくら知念くんでも。
道「...今日だけタメでも良いですか？」
「急にどしたん？笑」
嫉妬です。なんて言える訳もなく...。
道「デートなんでしょ？」
「全然ええけど。長尾なんて普段からタメやしな。笑」
道「...。」
「ん？どしたん？」
道「今日くらい、他の男忘れて下さいよ。」
「...え？」
道「今日は僕とのデートやから。今日だけはAちゃんを僕に独り占めさせて？」
「...おん//」
道「ちょ...そんな照れる！？」
「みっちーに嫉妬されるとか贅沢...。」
道「いつでも嫉妬してます笑」
「手、繋ごか？」
道「え！？ええんですか？」
「あれ？タメで話すんちゃうの？」
道「...おん！手、繋ぎたい！」
「...ん /」
道「あーあ、離したくない。」
「じゃあ今日ウチ泊まってく？」
道「え...//」
「ウソや。お泊まりは高校卒業後してからなー。笑」
道「もう！Aちゃん意地悪や！」
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作者名：咲良 | 作成日時：2019年8月21日 18時
