長尾謙社 ページ12
長尾side
長「みっちー...。」
みっちーが、笑っているような泣きそうな...
そんな表情で戻ってきた。
道「まだAちゃん居るで。」
僕を見つけるなりそう言って微笑む。
...成功はしてへんのやな。
多分、保留ってとこだろう。
僕が行ったらまた困らせるんちゃうかな？
成功しても、失敗しても...
みっちーと元通りにはなれへんのちゃう？
色んな不安で押し潰されそうになっとったら
道「自分の後悔せん方を選び。こんなんで俺らの友情が崩れたりはせんから！な？」
なんて、1番欲しい言葉をくれる親友。
みっちーが居るから。
振られてもお互いに慰め合える。
長「行ってくるわ。」
道「おん、行ってらっしゃい。」
頑張れよ。なんて言葉を無理して掛けてこない辺りがみっちーのええ所やなぁ。
なんて思ったりする。
1度、深呼吸をしてドアを開ける。
「...あ、長尾くん。」
彼女は涙をそっと指先で拭ってから僕の方に笑いかけた。
長「どうしたん？」
「...私、どうしたらええんやろ。」
長「告白の返事？？」
「おん。なんか...みんなええ人で、誰も傷付けたくなくて...でもそれは私が傷つかないための言い訳で...。」
彼女には珍しいぐちゃぐちゃな言葉で心境を打ち明けてくれる。
長「Aちゃんの好きな人を選び。本当に心から愛せる人。せやないと、その人にも他の人にも迷惑やで？」
「...心の底から愛せる人。」
長「大吾くんとかみたいにカッコいいアドバイスはあげられへんけどさ...いつでも悩み聞くで。」
「...ええの？」
長「おん。」
「ありがと。なんか気が楽になった。」
長「良かったー。」
「長尾くんは？好きな人、居らんの？私で良ければ相談乗るでな。」
長「好きな人か...。」
気持ちを伝えたら、結果的にAちゃんを苦しめることになる。
僕は...相談相手として傍に居ろう。
せめてもの願いをみっちーに託して。
長「好きな人、今は居らんかな。」
「そっか。出来たら教えてや。もし良かったら友達紹介するで？笑」
長「おぉ！Aちゃんの友達、絶対ハイスペックやん！笑」
「まぁ、ハイスペック女子なんで。笑」
Aちゃん、素敵な恋愛をありがとな。
これからも関ジュの仲間として...
よろしく。
今日は僕の、失恋記念日やな。
家帰って、ケーキでも食べよ。
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咲良(プロフ) - みぃ☆さん» リクエストありがたいのですが実はもう主人公ちゃんはお相手を選んじゃったんですよね(￣▽￣;)誰になるかドキドキしながら読んでいただけると嬉しいです！温かいコメントありがとうございます、現在3まで続いておりますのでそちらもよろしくお願いします！ (2019年9月23日 23時) (
レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - 道枝担なんですけど、この話的に良くん(正門良規くん)がエエかなって。みっちー票が多そうですが、、wどうか、お願いします！更新、ファイトです☆ (2019年9月23日 22時) (レス) id: c6d72d9d14 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - みっちさん» ありがとうございます(*´▽｀*)そう言って頂けると凄く嬉しいです^^ (2019年9月12日 20時) (レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
みっち - 付き合った後も書いてください！ (2019年9月12日 19時) (レス) id: a06392019f (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - カノンさん» リクエストありがとうございます(*´▽｀*) (2019年9月9日 23時) (レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：咲良 | 作成日時：2019年8月30日 20時
