▽続き ページ26
藤原side
この子、なんかヤバい。
それを察知したのか
大吾と正門も険しい表情をしとったから
2人と、泣きそうな顔しとるAを連れて
外に出た。
正「何言われたん？」
「...何のこと？」
正「隠さんでええ。」
大「仲間やろ？隠し事はなしやで。」
丈「秘密にして欲しかったら秘密にしといてやるから。」
「...っ！」
Aは、緊張の糸が解けたのか
泣き出した。
「...お前はもう関ジュには要らへん。次の紅一点は私や。お前はもう枯れた花なんや。って。」
大「なんやそれ...！」
「私、もう要らんのかなぁ...？やっぱりもっと若くて可愛ええ子の方がええんかなぁ？」
そう言いながら泣きじゃくるAを
正門がゆっくりと抱き締める。
恋愛感情とかじゃなくて
ゆっくり慰める。
そんなハグ。
正「そんな事ない。Aちゃんやなかったら、紅一点は務まらん。」
「でも...っ！私が要らんから姫乃さんを入れたんちゃうの...っ！！？」
...確かに。
なんで姫乃ってヤツが関ジュに来たん...？
それが意味分からん。
丈「俺らの紅一点はAだけやでな。」
大「あと麻衣ちゃん。Aちゃんの親友やもんね？」
「...っ。ありがと...。」
いつも弱いとこを見せんくて
アンチ見つけても
笑顔で手ぇ振っちゃうようなAが
いつまでも泣き止まないのを見て
俺らが守らなって
思いが大きくなる。
「麻衣に...会いたい...。」
大「おん。麻衣ちゃんな。」
正「大吾が呼んどいてくれたからもうちょいで来るでー。」
多分こういう時、Aが無性に会いたくなるんは倉田さんで。
倉田さんが関西に居ったら...
なんて思ってまう。
「しゅんにも...相談せな...。」
泣きながらも
ちゃんと名前を出されるあたり
道枝。愛されとんなぁ？
正「じゃあ、道枝呼んでくるな。」
「...正門くん、ありがと。」
Aは、前まで謝罪ばっかりやったけど
最近はお礼をしっかり言えるようになった。
正門が教えたらしい。
ごめんやなくて、ありがとうやで。
って。
ありがとうって、
言われたら
ごめんなさいよりも
普通に気分ええやん？
せやから、関ジュの間での
小さな決まり事なんや。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 138人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「なにわ男子」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲良(プロフ) - みぃ☆さん» リクエストありがたいのですが実はもう主人公ちゃんはお相手を選んじゃったんですよね(￣▽￣;)誰になるかドキドキしながら読んでいただけると嬉しいです！温かいコメントありがとうございます、現在3まで続いておりますのでそちらもよろしくお願いします！ (2019年9月23日 23時) (
レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
みぃ☆ - 道枝担なんですけど、この話的に良くん(正門良規くん)がエエかなって。みっちー票が多そうですが、、wどうか、お願いします！更新、ファイトです☆ (2019年9月23日 22時) (レス) id: c6d72d9d14 (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - みっちさん» ありがとうございます(*´▽｀*)そう言って頂けると凄く嬉しいです^^ (2019年9月12日 20時) (レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
みっち - 付き合った後も書いてください！ (2019年9月12日 19時) (レス) id: a06392019f (このIDを非表示/違反報告)
咲良(プロフ) - カノンさん» リクエストありがとうございます(*´▽｀*) (2019年9月9日 23時) (レス) id: 9a27e5dd2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：咲良 | 作成日時：2019年8月30日 20時
