〜私を見て〜 【我妻善逸】【竈門炭治郎】

〜その五〜 ページ6

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ガラガラッ



教室のドアを開けるといつもの賑やかな風景が見える

この雰囲気のおかげで暗かった心が少し明るくなる。


「おっ！おはようー！竈門、我妻、水上ー！」


『おはよう』


「おはよー！」


「あぁ！おはよう！」


「相変わらずお前ら仲よく登校か〜！」


「まぁ、幼なじみ(・・・・)だからね」


幼なじみ…か…

善逸からは私はもうただの幼なじみにか見えてないのかな…


「……Aと善逸は昔から仲がいいよな！」


炭治郎…気づいて気を使ってくれたのかな…


『炭治郎…』


「ん？どうした？」







『いつもありがとう』



そう言うと炭治郎は少し悲しそうな顔をしたけど
すぐにいつもの笑顔に戻った




「俺にお礼なんてしなくていいんだよ」



私にはその炭治郎の言葉の意味が分からなかった

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