ひとり、 ページ1
ここはどこ?
真っ白な世界、何もない空間。
私は何をしていたの?
あの時、トラックが突っ込んで来て私・・・・・・
死んだの?
嘘、でしょう?
他のみんなは?
なんで?
もっと生きたい、誰か嘘って言って・・・・・
「お困りですか」
「あなたは?」
天「僕は・・・・・あの世への案内人、ある人にとっては天使でありまたある人にとっては悪魔。・・・さて
あなたは古谷A、Hey!Say!JUMPというジャニーズグループに所属しており悪事は働かず真面目にしかしはっちゃけながらも生きて来た、」
いやどこ情報だよそれ。
案「僕にできることは三つあります」
「何ができるの?」
案「一つは、天国へ行くこと。もう一つは、地獄へお連れすること。最後の一つは、生まれ変わってまたあの
生まれ変わるということは、きっと古谷Aとしての記憶を全て無くすということだろう。
普通に考えたらそうだ。
「・・・・その、生まれ変わった時、記憶は・・・・」
案「ありますよ。それまでの記憶を保持したまま生まれ変わることができます」
何それ、ストーリー破綻じゃん。
案「どうされますか?」
「・・・・・生まれ変わって、みんなの近くでみんなの笑顔が見たい」
案「承知しました」
指先をアーチ状に動かし、指を鳴らす。
指先の軌跡が金色に光ると、白い階段が現れた。
「・・・・・私、みんなに会えますか?」
階段を降りようとして、ふと漏れた呟き。
その時案内人さんはふっと微笑み、優しい、私のよく知る声で言った。
案「youなら会えるよ。僕が保証する」
その声に息を飲む。
振り返ったが誰もいなかった。
「ありがとう。行ってきます」
私は一気に階段を駆け下りた____
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作者名:雨宮風火 | 作者ホームページ:https://twitter.com/
作成日時:2019年8月6日 8時