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大倉side
検査室のドアを開けたら、
丸「来た来た〜っ
僕のプリンセスちゃん♪」
同時にマルが飛び出してきて。
Aちゃんに駆け寄ったかと思うと、
すぐに頭を撫でたり、指で涙を拭いたり…
丸「うんうん、よう来たなぁっ
偉い偉い^^(撫」
きっと、マルには
Aちゃんが泣いてるって
想定済みやったんや。
渋「…おはよ。」
「ｸﾞｽｯ…っおはよ…ござ…っ…ます…(涙)」
泣きながらでも、
ちゃんと挨拶返すんや…(笑)
偉いな、ほんま。
渋「…ほんま泣き虫やなぁ(笑)
そんな泣いたら、身体の中の水分
全部流れ出てまうで(笑)」
大「ほんまやなぁ。
検査終わったら、マルにジュースでも
買ってもらおか。な？(笑)」
丸「もう、何本でも〜♪
なんなら、丸汁ブッシャーしますよん♪」
渋「そんな汚ないもん飲ませられるかっ！」
「ふふ…ｸﾞｽｯ…丸汁は、いやです…(笑)」
俺らのくだらない会話で
Aちゃんが笑ってくれた。
これから大変な検査やのに…
入院してきた日から比べたら
すごい進歩やと思わへん？これ。
渋「…頑張れそうか？」
「…ｸﾞｽｯ…はい……がんばります…(涙)」
渋「…おし。ほなさっさと終わらすで！」
丸「Aちゃん、ベッドにゴロンできる？
うつ伏せでな〜
おてては楽な場所でええからね〜。」
「…っ…(涙)」
ゆっくり、でも確かに自分で
ベッドにあがってうつ伏せになってくれて。
丸「ちょーっとおズボン下げますよ〜っ
ごめんなさいねーっ」
渋「お前何やねんそのテンション。
やりずらいわ〜(笑)」
無駄にハイテンションなマルに
それを冷めた目で見るすばるくん。
いつも通りの光景やけど、
そのいつも通りがAちゃんの
緊張をほぐすために一番大事なこと。
「…大倉さん…っ…(涙)」ｷﾞｭｯ
大「…！」
Aちゃんが俺の手を
すがるようにギュッと掴んできた。
…こんなん、入院初日には
考えられへんかったやんな。
大「うん、大丈夫。
ここにおるからね^^」ｷﾞｭｯ
俺はAちゃんを励ます係やから。
手をギュッと握り返して、
もう片方の手で背中をさする。
渋「…検査始めるで。ええか？」
「…っ…(ｺｸﾝ)…(涙)」
渋「ん。ほな頑張ろな。(撫」
みんな傍におるからな…頑張ろな…。
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祐希(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ほんとにすみません。ありがとうございます！ (2018年9月3日 7時) (
レス) id: 49512c4b0f (このIDを非表示/違反報告)
まるるん(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ありがとうございます！ (2018年9月2日 20時) (レス) id: cc4db1c139 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 祐希さん» 先ほど更新した「作者より」にパスワード載せたので、そちらを確認お願いしますm(__)m (2018年9月2日 20時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - まるるんさん» 先ほど更新した「作者より」にパスワード載せたので、そちらを確認お願いしますm(__)m (2018年9月2日 20時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
祐希(プロフ) - とても面白くていつも更新がとても楽しみです！メッセージ機能でパスワードについて送らせて頂いたので、よろしくお願いします。 (2018年9月2日 19時) (レス) id: 49512c4b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2018年6月30日 11時
