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あなたside
「あの……章大くん…」
安「んー？」
「その……結果、は…？検査の…」
聞いてもいいのか分からなかったけど…
章大くんがいつも通り過ぎて、
もしかしたら
何ともなかったんじゃないかって…
一抹の期待を込めて。
安「…何で知ってるん？
今日結果出るってこと…」
「よ、横山先生と村上先生が…
今日、検査結果出るって…
ヤスも頑張っとるから
お前も頑張れ、って…」
安「…はぁ、余計なこと言わんでええのに…」
「…っ…余計なことなんかじゃない！」
安「…っ……」
「章大くんだって…っ…
今日検査結果出るって
怖かったはずなのに…っ…
私、自分のことばっかりで…(涙)
章大くんはいっぱい励ましてくれて
応援してくれたのに…っ…
私…何もしてあげれてなくて…っ…(涙)」
安「…そんなことないよ。
おれ、Aちゃんが
隣におってくれるだけで…
Aちゃんが頑張っとるって
思うだけで、おれも頑張れるから。」
「そんなの…っ…私だって…(涙)」
安「…今日結果出ること、黙っててごめん。
Aちゃん、検査いっぱいで大変やから、
余計な心配かけたくなかったんよ。」
「…っ……(涙)」
安「…やっぱり、白血病やった。」
「…っ…！(涙)」
安「まぁ、そうやろなぁて。
明日から治療、始めるって。」
「…っ…ｸﾞｽｯ…(泣)」
安「ちょおっ、なんでAちゃんが
泣くんよおっ(笑)」
「ｸﾞｽｯ…ごめ…っ…(泣)」
章大くんが泣いてないのに、
私が泣くのは違うと思うけど…
それでもやっぱり…(泣)
安「もお〜っ
人の心配より自分の心配しなさい(笑)」
「んっ…それは…っ…
章大くんも…だもん…っ(泣)」
安「ふふ…そっか……うん…せやなぁ…
ほな、今だけおれの好きなようにさして？」
そう言って章大くんは
私をぎゅって抱きしめて。
安「…抗がん剤で治療しながら、
骨髄移植のドナーが見つかるの待つって。」
「ｸﾞｽｯ…うんっ…(泣)」
安「…副作用で髪の毛、抜けてまうねんて。」
「…っ…(泣)」
安「…そうなってもさ、
Aちゃん、傍にいてくれる？」
「…っそんなの…当たり前…っ…(泣)」
安「ふふ…ありがとお…っ
おれ、頑張るから…っ…」
「うん…っ…うん…がんばって…っ…(泣)」
その時の章大くんは肩が震えてて…
顔は見えなかったけど、
きっと泣いてたんだと思う。
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祐希(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ほんとにすみません。ありがとうございます！ (2018年9月3日 7時) (
レス) id: 49512c4b0f (このIDを非表示/違反報告)
まるるん(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ありがとうございます！ (2018年9月2日 20時) (レス) id: cc4db1c139 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 祐希さん» 先ほど更新した「作者より」にパスワード載せたので、そちらを確認お願いしますm(__)m (2018年9月2日 20時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - まるるんさん» 先ほど更新した「作者より」にパスワード載せたので、そちらを確認お願いしますm(__)m (2018年9月2日 20時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
祐希(プロフ) - とても面白くていつも更新がとても楽しみです！メッセージ機能でパスワードについて送らせて頂いたので、よろしくお願いします。 (2018年9月2日 19時) (レス) id: 49512c4b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2018年6月30日 11時
