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錦戸side
消灯時間前に
Aちゃんに会いに行ったら、
やっぱり最初はめっちゃ怯えられて。
せやけど、思ってたよりも
すぐに表情もほぐれて…
あれ、意外と大丈夫なんちゃう？
ってその時は思ったんやけど…。
せやけどやっぱり
電気が消えて一人になったら、
不安で心細くなってもうたみたい。
心配やったから
少し早めに見回りに行ったら、
Aちゃんのベッドから
小さく鼻をすする音と嗚咽が聞こえて…
誰かとおったら少し安心するみたいで、
しばらく布団の上からとんとんしてたら
だんだん落ち着いてきて…。
こうなることを予想して
村上くんがお薬出しといてくれた
ってことを話すと、飲んでみるって。
錦「Aちゃん、お待たせ。
これ、お薬な。はい、お水^^」
「すいません…ありがとうございます…」
ごくってお水でお薬を流し込んで。
錦「飲めた？」
「はい…」
錦「ん、少ししたら効いてきて
眠たくなってくると思うから…」
そう言ったら、
俺がどっか行ってまうと思うたんか
一瞬すごい悲しそうな顔して…。
錦「…ほな横になろうか。」
素直に横になったAちゃんに
肩まで布団をかけてあげて。
錦「はい、おめめ閉じて〜」
さっきと同じように、
一定のリズムでお腹の上を
とん、とん、と叩く。
錦「ここにおるからね。一人やないよ。
なーんも考えんでええから。
このリズムだけ意識しといてな〜」
「ん……」
錦「大丈夫、大丈夫…」
誰か傍にいてあげるだけで、
全然違うと思うねん。
30分もすればお薬効いてくるやろから…
眠れるまで傍におったろって思うて。
せやけど、Aちゃんの身体は
ほんまは疲れきってたみたい。
お薬を飲んだ、っていう安心感からか
30分もしないうちに
スースー寝息が聞こえてきて…
(……疲れたよなぁ…)
昨日急に入院決まったみたいやから、
村上くんの言ってた通り
昨日の夜もまともに眠れてへんやろし…。
今日やって朝から緊張して病院来て、
検査のとき、明日の検査の説明のとき…
何回も泣いてもうたみたいやし…。
(……しんどいよなぁ…可哀想に…)
錦「…おやすみ、Aちゃん。」ｺｿｯ
このまま朝まで
グッスリ眠れたらええけどな…。
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祐希(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ほんとにすみません。ありがとうございます！ (2018年9月3日 7時) (
レス) id: 49512c4b0f (このIDを非表示/違反報告)
まるるん(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ありがとうございます！ (2018年9月2日 20時) (レス) id: cc4db1c139 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 祐希さん» 先ほど更新した「作者より」にパスワード載せたので、そちらを確認お願いしますm(__)m (2018年9月2日 20時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - まるるんさん» 先ほど更新した「作者より」にパスワード載せたので、そちらを確認お願いしますm(__)m (2018年9月2日 20時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
祐希(プロフ) - とても面白くていつも更新がとても楽しみです！メッセージ機能でパスワードについて送らせて頂いたので、よろしくお願いします。 (2018年9月2日 19時) (レス) id: 49512c4b0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2018年6月30日 11時
