１９ ページ20
あなたside
安「亮ちゃん、夜勤ー？」
錦「おん、せやで！」
大倉さんのふわっとした雰囲気とは違って、
何だかすごく厳しそうに見える。
錦「えーっと、Aちゃん…？」
「は、はい…っ…」
錦「夜中もまた見回りに来るけど、
何かあったら遠慮せんと何でも言うてな？」
「はい…」
錦「…俺、こんなんやけど、
怖くないから。」
安「自分で言うんや(笑)」
錦「やって、自分で言わな
誰も言ってくれへんやん…
俺、ほんまに怖ないもん…(笑)」
あ…笑うと優しい顔になるんだ…。
きっと本当に優しい人なんだろうな。
今日出逢った人、みんな優しかったもん。
安「亮ちゃんほんまに優しいで！」
「うん…よろしくお願いします、錦戸さん…」
錦「ふふ、おん！
ほな、2人とも夜更かしせんと
はよ寝ぇや？」
安「はーい！」
錦「ほな、おやすみ^^」
安「おやすみ〜♪」
「おやすみなさい…」
最後に私の頭をぽんってして
部屋から出ていった錦戸さん。
ここに来てから
すごい頻度で頭を撫でられてる気がする。
完全に子供扱いだけど…
自分が子供っぽいのは自分でも分かってる。
泣き虫で怖がりで…
今日だけで何回泣いたか分からないけど、
怒ったり厳しくされたりすることは
一度もなかった。
お医者さんや看護師さんって怖いな…
って思ってたけど、この病院の人は
みんな優しいみたい…。
安「……Aちゃん？大丈夫？」
「…ごめん、
ちょっとボーッとしちゃった(笑)」
安「何考えてたん？(笑)」
「…優しい人ばかりだなぁって。
お医者さんとか看護師さんって
怖いくて厳しいイメージあったんだけど…」
安「ほんまに、みんな優しくて
おもろい人ばっかやで(笑)
せやから、そこは安心してええと思うよ^^」
「うん…そうだね…^^」
安「よし、一緒に歯みがきしよー？」
「うん！」
それからお部屋の洗面所で
章大くんと並んで歯みがきをして。
安「…ほなまた明日^^
おやすみ(撫」
「うん……おやすみなさい。」
消灯時間を過ぎたら、
お互いに自分のベッドに入って
カーテンを閉めた。
…眠れるかなぁ……。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 411人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
祐希(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ほんとにすみません。ありがとうございます！ (2018年9月3日 7時) (
レス) id: 49512c4b0f (このIDを非表示/違反報告)
まるるん(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» ありがとうございます！ (2018年9月2日 20時) (レス) id: cc4db1c139 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 祐希さん» 先ほど更新した「作者より」にパスワード載せたので、そちらを確認お願いしますm(__)m (2018年9月2日 20時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - まるるんさん» 先ほど更新した「作者より」にパスワード載せたので、そちらを確認お願いしますm(__)m (2018年9月2日 20時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
祐希(プロフ) - とても面白くていつも更新がとても楽しみです！メッセージ機能でパスワードについて送らせて頂いたので、よろしくお願いします。 (2018年9月2日 19時) (レス) id: 49512c4b0f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2018年6月30日 11時
