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あなたside
忠「…どうする？頑張れる？」
「っ、…頑張るしか、ないんでしょ…？(涙)」
忠「まぁ、そうやけどさ。
…頑張ったら、またケーキ買うたるよ(笑)」
「…っ、…それも、覚えてるの…？(涙)」
忠「おい、俺の記憶力なめんな(笑)」
“大事な思い出、忘れるわけないやろ(笑)”って。
…たった一回、付き添ってもらっただけなのに。
…それが思い出になってるのは
私だけだと思ってた。
「……痛くしないで…？(涙)」
忠「…なるべく痛くないように頑張る。
でも、どうしてもAにも
頑張ってもらわなあかんところもあんねん。
その時は言うからさ…協力してくれる？」
「っ、…がんばる……(涙)」
忠「…ん、偉い。一緒に頑張ろな。(撫」
たつくんとはものすごく久しぶりに
会ったはずなのに…
ずっと一緒にいたような安心感がある。
治療は怖いし嫌だけど、たつくんとなら…
忠「ほな、治療始めよか。
まずは麻酔するとき痛くないように
表面麻酔するからね。イス倒すよ。」ﾋﾟｯ
「…っ、…(涙)」
忠「…はい、あーん。」
「んっ…(涙)」
頑張れそう、って思ったけど
いざイスを倒されて上から覗き込まれたら
やっぱり怖い気持ちと恥ずかしい気持ちが
入り混じって…
忠「ん、ってせーへんの(笑)
ほら、開けて？あーん。
お薬塗るだけやからね。痛いことないよ？」
とんとん、って口元を指で叩いてくるたつくん。
「ぁ……(涙)」
忠「ん、偉い。
歯茎が乾いてる方がお薬よく効くから、
風さんシューッてするよ？」ｼｭｰｯ
「(ﾋﾞｸｯ)んっ…(涙)」
忠「よしよし…お薬塗るからね〜
ちょっとピリピリするよ。
……うん、オッケー。
唇に付かへんように綿挟むで〜
…はい、お口楽にしてええよ。
このまま少し時間置くからね。」
閉じていた目をゆっくり開いて
たつくんの方を見ると、
麻酔の注射を準備しているところ。
忠「…これね、麻酔のお薬やねんけど
冷たかったりするとお薬入れる時の痛みが
強くなってまうから、
人間の体温と同じくらいの温度に
温めてあんねん。」
私の視線に気付いたたつくんは
そう説明してくれた。
忠「麻酔の針もね、ほんまに細いやつやから。
腕にする注射よりずっと細いんやで。
お薬入れるときも、痛みがでーへんように
ゆっくり少しずつ入れるからね。」
「うん……(涙)」
…麻酔一つにしても、
ここまで気を遣ってくれてるんだ…。
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ms(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» 登場しなくて残念でした🥲歯医者の村上先生ぜひ書いて欲しいです！！メンバー同士の話だと嬉しい…な🥲これからも無理せず更新して下さいね！ (2月23日 23時) (
レス) id: 9de2ada1b5 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 咲良さん» お話の説明にも書いてますように、この作品でリクエストは受け付けておりません。ごめんなさい💦 (2月23日 21時) (レス) id: 00090d8e28 (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - リクエスト失礼します。村上くんが精神科医で主人公の子が学校の子にいじめられているのを書いてほしいです！わかりにくかったら教えてください！ (2月23日 1時) (レス) @page41 id: e27c5fb7e0 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - msさん» うぅ…このお話ではもう村上先生登場しないのです…😢なかなか村上くんメインのお話思いつかず、脇役が多くて申し訳ないです😭でも今歯医者さんの村上先生書きたい欲が強いので、書けたらなぁとは思ってます…！ (2月15日 20時) (レス) id: 00090d8e28 (このIDを非表示/違反報告)
ms(プロフ) - やっぱりもう1人の先生は村上君でしたね😄また登場してくれることを祈ってます。いつも素敵なお話をありがとうございます(´ω`) (2月14日 12時) (レス) @page35 id: 47c689b228 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2023年11月8日 20時
