□sweet pea(green) ページ16
あなたside
＿昔、隣のお家に住んでいた、歳の離れたお兄さん。
「たぁくんっ！！」
忠「A〜、ただいま〜^^(撫」
忠義くん、って名前だったけど
小さい頃の私は上手く言えなくて…
“たぁくん”から“たっくん”になり、
最終的には“たつくん”って呼んでた。
一人っ子で兄弟が欲しかった私と、
妹か弟が欲しかった末っ子のたつくん。
親同士が仲良かったこともあり
たつくんは本当の妹のように接してくれたし、
私もたつくんをお兄ちゃんだと思ってた。
たつくんとは10歳ほど歳が離れていて、
私が小学生のときには既に高校生。
見た目はどんどん変わっていって、
いわゆる“チャラい”って言われるような
タイプになっちゃったけど、
私のことをウザがったりすることなく
ずっと優しいのは変わらなくて。
私のお母さんとお父さんが仕事でいないとき、
友達と遊ぶことよりも私のお世話を
優先してくれたり…
気付けばお母さんよりもお父さんよりも
素直に甘えられる相手がたつくんだった。
…私が小学校2年生か3年生のときのこと。
母「あら〜歯医者さん行かないとね(^^;」
小学校の歯科検診で虫歯が見つかり、
治療勧告をもらってしまって。
病院とか歯医者さんとか本当に大嫌いで…
お母さんに行きたくないと訴えるも
当然聞き入れてもらえず。
歯医者さんの予約の日は
小学校までお母さんが迎えに来てくれて、
そのまま歯医者さんへ行く…予定だった。
学校が終わり、暗い気持ちで校門を出ると
忠「……A〜」
「っ、…たつくん…？何で…？」
…待っていたのはお母さんではなく、
たつくんだった。
忠「…おばさん、
急に仕事行かなあかんくなってもうたんやって。」
「…っ、…じゃあ、歯医者さん行かなくてもいい？」
お母さんが一緒に行けないなら、
今日は歯医者さんなしだと思って
一瞬嬉しかったんだけど…
忠「それとこれとは別(笑)
歯医者さん、俺と一緒に行こ。」
「っ、…たつくんと…？」
忠「うん。おばさんに頼まれてここに来てん。
今日俺、午前授業やったからさ。」
「……行ったことにしよ…？」
忠「あかんって(笑)怒られるで？」
「だって、、(涙)」
忠「…分かるよ。嫌やんな、歯医者さん。
でもたつくんがついてるから。な？
一緒やったら怖くないやろ？」
「ん、、、(涙)」
たつくんが一緒に行ってくれるなら
頑張れそうかも…ってちょっと思った。
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ms(プロフ) - ∞ゆず丸∞さん» 登場しなくて残念でした🥲歯医者の村上先生ぜひ書いて欲しいです！！メンバー同士の話だと嬉しい…な🥲これからも無理せず更新して下さいね！ (2月23日 23時) (
レス) id: 9de2ada1b5 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 咲良さん» お話の説明にも書いてますように、この作品でリクエストは受け付けておりません。ごめんなさい💦 (2月23日 21時) (レス) id: 00090d8e28 (このIDを非表示/違反報告)
咲良 - リクエスト失礼します。村上くんが精神科医で主人公の子が学校の子にいじめられているのを書いてほしいです！わかりにくかったら教えてください！ (2月23日 1時) (レス) @page41 id: e27c5fb7e0 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - msさん» うぅ…このお話ではもう村上先生登場しないのです…😢なかなか村上くんメインのお話思いつかず、脇役が多くて申し訳ないです😭でも今歯医者さんの村上先生書きたい欲が強いので、書けたらなぁとは思ってます…！ (2月15日 20時) (レス) id: 00090d8e28 (このIDを非表示/違反報告)
ms(プロフ) - やっぱりもう1人の先生は村上君でしたね😄また登場してくれることを祈ってます。いつも素敵なお話をありがとうございます(´ω`) (2月14日 12時) (レス) @page35 id: 47c689b228 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2023年11月8日 20時
