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あなたside
大「ちょ、聞いたでー？(笑)
またヤス公園まで迎えに行ったんやて？
どないした？また怖くなってもうた？(笑)」
挨拶もなしに
そう言いながら入ってきた大倉先生。
「やっ、ちがっ…(汗」
安「ちゃうってぇ(笑)
Aちゃん、早めに来て
公園で思い出に浸ってたんやて(笑)」
大「何やねんそれ(笑)
浸るほどの思い出あるぅ？(笑)」
「…っ、…///」
大倉先生があまりにも爆笑するから…
何だか恥ずかしくなってきた。
「こんなに優しい先生たちに
出会えるなんて思ってもいなかったから…っ
ここは、私にとっては、特別な場所なんで…//」
そう言ったら大倉先生は目を丸くして。
その後すぐに笑顔になって
大「ありがとう。
そんな風に思ってもらえて嬉しいわ^^」
うつむく私の頭に手を置いて
そう言ってくれた。
大「よし、ほな最後の治療頑張りますか！」
「っ、はい！」
それから最後の1ヶ所…
小さい虫歯をまた麻酔なしで治療して。
痛いことないって分かってるから
リラックスして治療を受けることができた。
大「カチカチしてみて？違和感ない？」
「んー……はい、大丈夫です。」
大「よし、ほな後は
最初に治療したとこに
最終的な詰め物して終わりやからね。
はい、開けて〜？
仮詰め取るから
歯削ってるときみたいな音するけど、
痛くないから安心してな〜」ｷｭｲｰﾝ
「…っ、…」
やっぱり、この削るときの音には慣れないな…。
無意識に力が入っちゃう…。
安「大丈夫やで〜肩の力抜いてや〜」
肩を擦ってくれる安田さんの手。
ずっとこの優しい声と手に支えられてきたな…。
大「……はい、噛んでみて？どう？」
「………何か、変です…」
大「高い感じする？」
「んー……何か……変、です……(笑)」
高いかとか分かんなくて…
“何か変”としか言いようがない。
大「ふはっ、そっか(笑)
ほなちょっと調整してみようなぁ(笑)」
違和感を上手く伝えられなくても
大倉先生は笑ってくれて。
大「……はい、これならどう？」
「……あ、いい感じ……かな……？」
大「まだちょっと違和感あんねんな？(笑)」
「んー……はい…」
大「遠慮せんで言うてよー？(笑)」
「はい…(笑)」
普通に診てもらうだけでも怖かったのに…
こんな風に笑って歯医者さんにいる未来なんて
想像もしてなかったな…。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - ざーさいさん» コメントありがとうございます！えぇ！！そんな泣くようなシーンありました？！笑 あまり自信のなかったお話なんですが、楽しんでいただけたようで安心しました！お読みいただき、ありがとうございました(^^)！ (2021年5月22日 22時) (
レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさい(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！夜中に見始めたんですけど、気づいたら朝になってましたw初めから終わりまでずーーっと泣きっぱなしで今目がパンパンですwこれからも応援してます！ゆず丸さんが書く作品大好きです！素敵なお話をありがとうございました！！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 6dcf770475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2021年5月12日 21時
