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あなたside
やっと終わった…って思った瞬間に
急に視界が真っ白になって。
目を開けると景色がグルグルして
気持ち悪くて…
動けないでいたら
大倉先生がベッドに運んでくれた。
大「ごめんな、頑張らせすぎたな…
具合良くなるまで
ここで休んでてええからね。」
「…っ、…(涙)」ｺｸﾝ
安「…Aちゃんの鞄と上着持ってきた。」
大「お、ありがとう。」
安田さんの声もして
ずっと閉じていた目をゆっくり開けると、
まだ少しグルグルするものの
さっきよりはマシになってた。
安「…しんどいやろ？
無理しておめめ開けんででええよ。
ほんまに、頑張ったなぁ…(撫」
前髪のあたりを優しく撫でてくれる
安田さんの手が心地良くて、
そのまままた目を閉じた。
安「また様子見に来るから
ゆっくり休んでてね(撫」
…安田さんにも大倉先生にも、
ずっと迷惑かけっぱなしで、
本当に申し訳ないな…(涙)
しばらく目を閉じたまま休んでたんだけど、
麻酔が切れてきたのか
親知らずを抜いたところが
ズキズキ痛くなってきて。
周りを見てもそこは完全に個室になっていて
当然誰もいなくて…
どうしよう……痛い……って思ったら
また涙が溢れてきた。
「ｸﾞｽｯ……ｸﾞｽｯ……(泣)」
安「失礼しまぁーす…
Aちゃん、起きて……っえ？！
ちょっ、どないした？！」
「っ、やすださっ…(泣)」
そこにタイミング良く安田さんが入ってきて。
安「痛くなってきた？」
「っ、…(泣)」ｺｸﾝ
安「そっかそっか。
ごめんな、来るの遅かったな(汗
泣かんでも大丈夫やからね。
今お水と痛み止めのお薬持って来るから。
ちょっと待ってて？ね？」
…こんな泣き虫な自分がほんと嫌になる…(泣)
大「Aちゃーん、痛なってもうた？」
安田さんは大倉先生と一緒に戻って来た。
大「ちょっと傷口診せてね。あーん。
……うん、出血もほとんど止まってるし
大丈夫やね。
はい、閉じてええよ。
痛み止め飲んだら少し楽になるからね。」
安「はい、これ。
痛み止めと、こっちは胃薬な。」
「ｸﾞｽｯ…ありがとうございます……(涙)」
安田さんはペットボトルのお水と
お薬を2錠渡してくれた。
お水……冷たくて美味しい…。
安「少ししたら効いてくると思うからね。」
「はい……(涙)」
安田さんも大倉先生も
何で？って思うくらいに優しい。
こんなに迷惑かけてるのに…(涙)
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∞ゆず丸∞(プロフ) - ざーさいさん» コメントありがとうございます！えぇ！！そんな泣くようなシーンありました？！笑 あまり自信のなかったお話なんですが、楽しんでいただけたようで安心しました！お読みいただき、ありがとうございました(^^)！ (2021年5月22日 22時) (
レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさい(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！夜中に見始めたんですけど、気づいたら朝になってましたw初めから終わりまでずーーっと泣きっぱなしで今目がパンパンですwこれからも応援してます！ゆず丸さんが書く作品大好きです！素敵なお話をありがとうございました！！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 6dcf770475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2021年5月12日 21時
