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横山side
横「…手術が終わって退院したら
またちゃんと告白する。
それまでは、今まで通り
患者と主治医のままや。
Aちゃんのことが好きって気持ちは
変わらんから心配せんでな。」
「……ん…分かりました…(涙)」
体調が良くない中、無理させてもうたな…。
またSPO2も少し下がってきて、
Aちゃんの目もとろんとしてきた。
横「…早急に手術できるように調整するから。」
眠ったら更にSPO2下がるかもしれへんから、
そっとまた酸素マスクをつける。
「…っ、…手術…怖いなぁ……(涙)」
小さな声で呟かれた言葉は
すごく重く響く言葉で…
横「…大丈夫。俺が傍にいる。
絶対に成功させるから。」
「……うん…(涙)」
横「…ごめんな、
発作起きてしんどいときに
いっぱい喋らせて…。
今日はもう休もう。
寝るまでここおったるから(撫」
「ん……せんせ……(涙)」
Aちゃんか手を伸ばしてきたから、
その手をぎゅっと握る。
反対の手で頭を撫でてあげれば
安心したように微笑んで
ゆっくりと瞼を閉じた。
横「…絶対、俺が治す。(撫」
この命は俺がこの手で守る。
ほんで俺がAちゃんを幸せにするんや…。
·
その日からトントン拍子で
手術の予定が決まり、
それに合わせていくつか検査をしたり
Aちゃんの体調を整えたり…
相葉ちゃんに手術が決まったことを
電話で報告したら、
相『えー！なんでなんで！
きみちゃん何したの？！』
って根掘り葉掘り全部問い質された。
別に隠すことでもないし、
どちみち相葉ちゃんには
ちゃんと報告せなあかんと思ってたから…
Aちゃんのことが好きやってことも、
退院した後は一緒に暮らそうって
考えてることも全部素直に話した。
相『それって俺、
恋のキューピッドじゃない？』
横「…そうかもな(笑)」
相「きみちゃんなら安心して任せられるよ。
Aちゃんは僕の妹みたいなもんだからね。』
横「うん…Aちゃんもそう言うてた。
相葉先生は本当の兄よりお兄ちゃんやって。」
相『……Aちゃんはね、
絶対に幸せにならないといけないんだよ。』
横「うん…分かってる。」
相『幸せにしないと、
いくらきみちゃんでも許さないからね(笑)』
横「うん…」
Aちゃんの手術は
決して簡単な手術ではない。
まずは無事に手術を終えること、
そして順調に回復してくれること…
それを一番に考えなあかん。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - ざーさいさん» コメントありがとうございます！えぇ！！そんな泣くようなシーンありました？！笑 あまり自信のなかったお話なんですが、楽しんでいただけたようで安心しました！お読みいただき、ありがとうございました(^^)！ (2021年5月22日 22時) (
レス) id: cde0bd3d9b (このIDを非表示/違反報告)
ざーさい(プロフ) - めちゃくちゃ面白かったです！！夜中に見始めたんですけど、気づいたら朝になってましたw初めから終わりまでずーーっと泣きっぱなしで今目がパンパンですwこれからも応援してます！ゆず丸さんが書く作品大好きです！素敵なお話をありがとうございました！！ (2021年5月21日 6時) (レス) id: 6dcf770475 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2021年5月12日 21時
