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あなたside
「…私もきっと、
凛ちゃんと同じ病気で
同じ大きい手術を受けることになったら
すっごく怖くて不安だと思う。
たぶん、凛ちゃんよりもっともっと
泣いちゃうんじゃないかなぁ(笑)
だから凛ちゃんはすごく強いと思うよ。」
凛「…っ…ｸﾞｽｯ…(泣)」
「…でもね？
私は大倉先生の手術だったら
安心して受けれるかなぁ。」
凛「ｸﾞｽｯ…なんで…？(泣)」
「…大倉先生はね、私のヒーローなの。」
凛「……？(泣)」
「…私が今の凛ちゃんよりも
もっと小さかったときにね？
おばあちゃんとお買い物してたら
突然おばあちゃんが倒れちゃって。
急に心臓が止まっちゃったの。」
凛「…っ…(泣)」
「その時にね？
"大丈夫ですか?!"って来てくれたのが、
たまたまそこにいた大倉先生だったんだ。
大倉先生は一生懸命おばあちゃんの
心臓マッサージをしてくれて…
おばあちゃんの止まった心臓、
また動かしてくれたの。
それからしばらく入院にはなったけど、
おばあちゃんはまた元気になったんだ。
大倉先生のおかげ。」
凛「ｸﾞｽｯ…(泣)」
「…だからね？
私は大倉先生のこと、
すごく信頼してるんだ。
大倉先生だったら
絶対に助けてくれるって信じてる。」
凛「…っ…ﾋｯｸ…(泣)」
「凛ちゃんの病気も
大倉先生が絶対治してくれるよ。
鈴ちゃんが保証する(笑)」
そう言って指で涙を拭ってあげれば、
凛「ふふ……うん…(笑)」
泣きながらも笑顔を見せてくれた凛ちゃん。
安「僕も保証するわぁ。
おーくら先生なら絶対に大丈夫！
凛ちゃんのこと元気にしてくれるでー？」
いつ戻って来たのか…
後ろから突然安田さんの声がしてびっくり。
凛「ｸﾞｽｯ…うん…っ…(涙)」
「…大丈夫。
凛ちゃんの手術が終わったら
すぐ迎えに行くから。
終わるまで、ちゃんと待ってるからね。」
凛「ｸﾞｽｯ…絶対、待っててくれる…？(涙)」
「もちろん。約束しよっか？」
凛「ﾋｯｸ……うん…(涙)
凛ちゃんと小指を絡ませて指切りをする。
安「よしっ、ほな行けるかー？(撫」
安田さんが凛ちゃんの頭を
うりうりと撫でてそう聞けば、
凛「……うん…っ…(涙)」ｺｸﾝ
覚悟を決めたように小さく頷いてくれた。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - チェリーさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(TT)！お読みいただきありがとうございました！！ (2020年1月21日 21時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー - 涙が止まらないほどすごく感動しました！ (2020年1月17日 1時) (レス) id: b33ac076fe (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 亮ちゃんさん» いつも最後の終わり方が分からずに悩んでしまうので、"最高"と言っていただけてとても嬉しいし安心しました(T-T)!!最後までお読みいただき、ありがとうございました！！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - めぐもんさん» 泣いてくれたんですか(´；ω；`)"素敵な作品"と言っていただけて、とても嬉しいです！最後までお付き合いいただき、ありがとうございました！！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - せつさん» こちらのお返事遅くなってごめんなさい(;´д｀)Twitterのフォローありがとうございました！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年1月13日 23時
