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大倉side
大「今まで、忘れててごめん…
冷たくして、酷いこと言うてごめん…っ…
ほんまに…ほんまに、俺…っ…(涙)」
考えれば考えるほど、後悔しかない。
「ｸﾞｽｯ…もう、大丈夫です…っ…
謝らないでください…っ…(涙)」
大「こんな俺を嫌わないでくれて…
好きでいてくれて、ありがとうな…？」
「…っ…好きです…そんな大倉先生が、
どうしようもなく好きなんです…っ…(涙)」
顔を真っ赤にして、涙を流しながら
そんなことを言う鈴原を
何よりも綺麗やと思った。
大「…そんなこと言われたら、
止まらんくなるで？」ﾁｭｯ
「んっ…//(涙)」
…キスに慣れてへん感じがまた愛おしい。
数回唇を重ね合わせたあと、
もう一度、鈴原の存在を確かめるように
胸の中へと抱き寄せた。
大「…これから、今までの分、
ちゃんと返すから…
絶対、幸せにしたるから…っ」
「…先生も、幸せにならなきゃダメです…
……萌笑さんの分も…っ…(涙)」
大「…っ…！なんで、それ…」
鈴原から萌笑の名前が出るなんて…
びっくりして心臓止まるかと思った。
「あっ…ど、どうしよ…っ…
内緒、って言われてたのに…っ(涙)」
大「…マルやな？」
「…ごめんなさい…っ…
あの…っ…私からお願いして
無理矢理教えてもらって…
ま、丸山先生は何も悪くなくてっ…(涙)」
大「…許さへん。」
「えっ…(涙)」
大「お前とマルが
2人でメシ行ったことにも嫉妬するし、
お前がマルを庇ってるのも嫌や。」
「…嫉妬……してくれてるんですか…？(涙)」
大「当たり前やろ。
…俺、意外と独占欲強いんやからな？」
「ふふ……意外です…(笑)」
くすぐったそうに笑う鈴原。
…そんな顔見れるのも、俺だけやんな？
大「…今日は疲れたやろ。
送ってくから、帰るで？」
…ほんまはもっと一緒におりたいけど。
シズさんのこと…
まだショックが大きいやろから。
「……着替えてきます。」
大「ん、待ってる。」
…その、ずっと握りしめとる藤色の手袋は
きっと鈴原の一生の宝物になるやろな。
「……大倉先生…！」
更衣室に向かって駆けてった鈴原が
途中で振り返って俺の名前を呼ぶ。
「……っ…大好きです…！//」
それだけ言って
また暗い廊下へと駆け出して行った。
大「……アホ(笑)」
こんなに温かい気持ちになったのは
いつぶりやろな…。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - チェリーさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(TT)！お読みいただきありがとうございました！！ (2020年1月21日 21時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー - 涙が止まらないほどすごく感動しました！ (2020年1月17日 1時) (レス) id: b33ac076fe (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 亮ちゃんさん» いつも最後の終わり方が分からずに悩んでしまうので、"最高"と言っていただけてとても嬉しいし安心しました(T-T)!!最後までお読みいただき、ありがとうございました！！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - めぐもんさん» 泣いてくれたんですか(´；ω；`)"素敵な作品"と言っていただけて、とても嬉しいです！最後までお付き合いいただき、ありがとうございました！！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - せつさん» こちらのお返事遅くなってごめんなさい(;´д｀)Twitterのフォローありがとうございました！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年1月13日 23時
