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あなたside
麗花さんには
ステーションで待っててもらって、
私と安田さん、師長さんの三人で
別室に向かった。
扉を閉めて完全に三人になった瞬間、
「…っ…(涙)」ｶﾞｸｯ
膝の力が抜けて、涙が溢れてきた。
安「ごめん、Aちゃん…っ…
俺、Aちゃんの気持ち考えんと
感情のまま怒鳴ってもーた…」
「ｸﾞｽｯ…ちがっ…
安田さん、悪くないです…っ…(泣)」
私のせいで安田さんをあんなに怒らせた…
それが申し訳なくて…(泣)
師長「…あなたたちとこうして話すのは
何回目かしらね(苦笑」
安「すいません…」
師長「…まぁ、だいたい想像できるけど
何があったのか聞かせてくれる？」
朝来て、聴診器がなくなってて…
不潔のゴミ箱から見つかったところまでは
自分で説明できた。
だけどまた悔しい気持ちが込み上げてきて…
何でこんなことされなきゃいけないの…
って思ったら嗚咽が止まらなくなった。
安「…師長さんに言うてなかったですけど、
Aちゃんは五十嵐さんに
小さい嫌がらせをたくさんされてたんです。
Aちゃんはずっと我慢してたけど…
俺、それが許せへんくて。
今回…ゴミ箱の中に
聴診器捨てられてるの見たら、
感情が押さえられんくなってもーて…っ
証拠はないけど、
絶対五十嵐さんの仕業やって思って…」
安田さんは私の背中を撫でながら、
話を引き継いでくれた。
師長「それであんなに怒鳴ってたのね…。
でもね、この前も言ったけど
証拠もないのに決めつけるのは…」
安「でも…っ…じゃあ誰が
こんなことしたって言うんですか？！
五十嵐さん以外いないやないですか…っ！
何でAちゃんが
こんな辛い思いせなあかんの…っ…」
師長「何で五十嵐さんは
あなたにそこまでするのかしら…」
「…っ……大倉先生が…っ…(涙)」
師長「大倉先生？」
「ｸﾞｽｯ…前に、私が倒れたとき…
大倉先生が麗花さんに
いろいろ言ってくれたじゃないですか…(涙)」
師長「あぁ…そうだったわね。」
「麗花さんは
大倉先生のことが好きだから…っ…
私のせいで大倉先生に怒られたって…
そのあとから、大倉先生は
麗花さんに対して
すごく冷たくなったんです…ｸﾞｽｯ
でも反対に、私にたくさん話しかけて
くれるようになって…っ…
それが気に入らないんだと思います…(涙)」
きっと、私の存在が
邪魔で仕方ないんだ…(涙)
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∞ゆず丸∞(プロフ) - チェリーさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(TT)！お読みいただきありがとうございました！！ (2020年1月21日 21時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー - 涙が止まらないほどすごく感動しました！ (2020年1月17日 1時) (レス) id: b33ac076fe (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 亮ちゃんさん» いつも最後の終わり方が分からずに悩んでしまうので、"最高"と言っていただけてとても嬉しいし安心しました(T-T)!!最後までお読みいただき、ありがとうございました！！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - めぐもんさん» 泣いてくれたんですか(´；ω；`)"素敵な作品"と言っていただけて、とても嬉しいです！最後までお付き合いいただき、ありがとうございました！！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - せつさん» こちらのお返事遅くなってごめんなさい(;´д｀)Twitterのフォローありがとうございました！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年1月13日 23時
