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あなたside
麗花「あれ…どうしたんですかぁ？」
普段怒らない安田さんが怒って、
ナースステーションの空気が
張り詰めてるところに、
何も知らないかのような顔して
麗花さんが入ってきた。
ヤバい、と思ったときにはすでに遅くて…
安「何がどうしたんですか？やねん！！
Aちゃんの聴診器捨てたん
お前やろ？！」
ぶちギレた安田さんが、
私の聴診器片手に麗花さんに迫って行った。
麗花「…何のことですか？」
安「とぼけてんじゃねぇぞこらぁ！！
茂木さんの同意書も、
お前が隠してたんやろ？！
全部分かってんねんっ！！
自分が何してるか分かってるん？！
何でこんなことせなあかんの？！」
麗花「…ひどい…ｸﾞｽｯ
どうして証拠もないのに
疑うんですかっ…？(涙)」
状況が読めずにオロオロしてた
看護師さんたちも、
麗花さんの涙を見て我に返ったようで…
『ちょっと安田くん…っ…落ち着いて？』
『そうだよ…っ…急にどうしたの？』
麗花さんと安田さんの間に入って
止めようとしてた。
私は黙って見てることしかできなくて…
安「落ち着けるかっ！！
Aちゃんの聴診器捨てられててんで？！
しかも不潔のゴミ箱の中にっ！！
こんなことするヤツのこと
許せるわけないやろっ！！」
麗花「それが何で
私のせいになるんですか…っ
ひどい…ｸﾞｽｯ…ひどいです…っ(泣)」
安「今まで散々
Aちゃんに嫌がらせしてきたくせに
よう言うわっ！
こんなんするなんてお前しかおらへんやろ！
今までお前がAちゃんにしてきたこと
全部知ってるんやからな？！」
「……っ…(涙)」
夜勤の人、日勤で今出勤して来た人…
どんどん人が集まって来て、
『え、何…？』『嫌がらせ…？』って
今までの私と麗花さんの
出来事を知らない看護師さんたちは
ザワザワしてる。
師長「ちょっと！何やってるの！！」
麗花「ｸﾞｽｯ…師長さぁん…っ…(泣)」
麗花さんはすぐ師長さんに泣きついたけど。
師長さんは怒ってる安田さんと
その手に持ってる私の聴診器、
泣いている麗花さん、
そして傍で立ち尽くす私を見て
何となく状況を察したんだろう。
麗花さんの身体をそっと離すと、
師長「みんなは業務に戻りなさい。
…三人は何があったのか、教えてくれる？」
私たちの顔を順番に見てそう言った。
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∞ゆず丸∞(プロフ) - チェリーさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(TT)！お読みいただきありがとうございました！！ (2020年1月21日 21時) (
レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
チェリー - 涙が止まらないほどすごく感動しました！ (2020年1月17日 1時) (レス) id: b33ac076fe (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - 亮ちゃんさん» いつも最後の終わり方が分からずに悩んでしまうので、"最高"と言っていただけてとても嬉しいし安心しました(T-T)!!最後までお読みいただき、ありがとうございました！！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - めぐもんさん» 泣いてくれたんですか(´；ω；`)"素敵な作品"と言っていただけて、とても嬉しいです！最後までお付き合いいただき、ありがとうございました！！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
∞ゆず丸∞(プロフ) - せつさん» こちらのお返事遅くなってごめんなさい(;´д｀)Twitterのフォローありがとうございました！ (2019年3月15日 21時) (レス) id: 5e380d9365 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞ゆず丸∞
| 作成日時：2019年1月13日 23時
