＊ ページ39
北人side
北人「はぁ…」
俺、情けないな〜…逃げちゃうなんて。
風凛ちゃんにキスされて…Aに見られてたような気がする、。
やだなぁ、Aに勘違いされて欲しくない…
ってこんなこと言える立場じゃないけど、、
まだ俺のじゃないもんね…
Aは樹のこと、好きなのかな…
樹が抱きしめてたし…
あぁ〜…もうっ！考えれば考える程頭の中がぐちゃぐちゃになる。
気づけば俺は泣いていた。
「北ちゃ…ん…？」
すると後ろから声が聞こえた。振り向かなくたってわかる。Aでしょ？
振り返ってみるとAは戸惑いながら俺に話しかけてくれた。
俺、Aの前で初めて泣いてるしね…
俺に気遣いながら話を聞いてくれるA。
自分だって、毎日辛いくせに…人の時は一生懸命だよね。すごく優しいよ…？
Aに俺の好きな人の話をした。
まぁ好きな人は、、Aのことなんだけど…
俺とAが出会ったのは俺が5歳でAが4歳の時…
──────────────────
北人「ねぇねぇ、どーしたの？1人で悲しくない？僕と遊ぼう!」
公園で、俺は一人でいたAに話しかけた。
「わたしとあそんでくれるのぉ…？」
その頃の俺は深く考えてなかった。
北人「あたりまえじゃんっ！おなまえおしえて？」
「A…かわむら、、A…」
北人「Aちゃんね！これからは僕といっしょに遊ぼうね！」
「うんっ!」
それから何度もAとは公園で遊んだ。
ある日、いつものように公園に行ったら
「ﾋｯｸ…ｸﾞｽﾝ…泣」
泣いてるAがいた。
北人「Aちゃん！どうしたの！」
「うぅ…わたしね…ｸﾞｽﾝ、おとうさんから、、きらわれてるの…ﾋｯｸ、おかあさんとおにいちゃ…ﾋｯｸ、しかわたしのこと、好きじゃないの…ｸﾞｽﾝ。みんなおにいちゃ…ばっかり…」
俺は家族でそういうトラブルになってなかったし小さい頃だったからよく分からなかったけど、、綺麗な涙を流すAに惹かれた。
安心させたくて
北人「だいじょうぶ！みんながいなくなっても僕がついてるから！」
そういうとAは明るい笑顔で「ありがと！」と言った。
俺が引越しなんてしなければ…
Aを救えたのに。
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みかん。(プロフ) - 亜嵐LOVEさん» そんなことないですよ〜笑そんなお言葉を貰えるなんて嬉しすぎて逆に泣きそうです笑更新頑張りますっ! (2020年3月31日 16時) (
レス) id: 69fcf052d2 (このIDを非表示/違反報告)
亜嵐LOVE - みかん。さんが作品作るの上手すぎて自分のことかのように泣いてしまいました！めっちゃ面白いです！ (2020年3月31日 13時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
みかん。(プロフ) - 夢莉さん» そんなこと言ってもらえて嬉しいです!もっと最高な作品を作れるように頑張りますね!! (2020年3月29日 13時) (レス) id: 69fcf052d2 (このIDを非表示/違反報告)
夢莉 - めっちゃドキドキします！樹君としょへが最高です！続き楽しみにしています (2020年3月29日 12時) (レス) id: 285cb9734d (このIDを非表示/違反報告)
みかん。(プロフ) - なほさん» ありがと〜ございます!めちゃ嬉しいです！ (2020年3月27日 20時) (レス) id: 69fcf052d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかん。 | 作成日時：2020年3月21日 12時
