闇から救ってくれた【hokuto.y】

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あなたside




いつも通り普通に起きて、お兄ちゃんと一緒に朝ごはんを食べて、乃々華と樹と翔平と一緒に学校に行った。





北ちゃんと会わなかったな…







なんで私、、北ちゃんのこと無意識に考えちゃうの…？




お父さんの事で私は男の人が恐怖で恐怖でたまらない。お兄ちゃんと…あの子、、だけは信じて生きてきた。




でも北ちゃんは出会った時から安心感があった。私、どっかで会ったことある……？


あの子と似てる気がするの…北ちゃん。





────────────────僕がついてるから！





あの子はそう言ってくれた。名前も知らない、公園で出会っただけ。だけど私はあの子の声が特に大好きだった。綺麗で安心する甘い声。その声を聞く度にあの子のこと、好きになってたなぁ……



今でも忘れなれない…


何年も前なのに昨日の事のように鮮明に覚えてるよ。




──────────Aちゃん！




──────────これからは僕といっしょに遊ぼうね！




あのこの声で名前を呼ばれるのが大好きだった。





北ちゃんから「A！」って呼ばれる時も、乃々華たちと話してる時とは違う嬉しさがあるの…。









北ちゃんとあの子はすごく似てる。




優しい声。可愛らしい顔。くっきりとした二重も。



全部が似てるの…。







でも昔に会ったことある？北ちゃん…。





私が覚えてないだけなのかな。





いつもは警戒する。特に北ちゃんみたいに髪を染めてて、ピアスしていて、顔が整った人は特に。





でも北ちゃんは会った瞬間、、時が止まったような気がした。









これも、、、恋…なの…？








もう分かんないよ…。でも北ちゃんには長年想っている人がいる…









これって私は諦めろってこと…？








初恋も、2度目の恋も、私は失恋なのかな…？





✂- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - -

作者です!中々投稿出来なくてごめんなさい！
色々用事があって…汗



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