彼は私に興味がない (ページ8)

今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:24,074 hit

ななページ8

貴方side

『ん…』

朝起きるとお腹の辺りに重みがあった

『なに、怖い怖い、』

起き上がると、そこには大吾…西畑くんが寝ていた。

『えっ、なんで？…は？』

「ん？…あ、Aおはよ、ごめんな？」

『あ、いや、どしたん西畑くん』

「俺さ、決めたねん、ちゃんと言うから、」

なんのことかさっぱりわからん、

今更何を言うん、

『友達なんに、』

「今は、友達やろ？なら恋人になれるんやろ？」

何言っとん、ほんま

『…さらやん、』

「ん？」

『今更なんなん！？』

「っ…、ごめん、」

『私が、…私がどんな思いで、』

「素直になれるまで、、待って欲しい、」

『私は待ったよ、すごい待った、』

「ごめん、ほんまにごめん、」

『私こそごめん、ずっと付き合っとるって勘違いしとったわ笑』

「勘違いちゃうよ、」

『勘違いやん、大吾は何も言い返さんかったやん』

『私が付き合っとるか聞いた時』

『「なんでそんなこと聞くん？笑」って聞いたやん、』

『付き合ってへんのになんでそんなこと聞くん？って意味やろ？』

「ちが、『違わへん』…」

『黙らんといてや笑』

「俺は…西畑は、ちゃんと好き、やった、」

『過去形、なんやね笑』

「……」

『やから黙らんといてって笑』

『都合悪くなったら黙るの大吾の悪い癖やで』

「今でもちゃんと好きや、」

『私が無理やり言わせとるみたいでいやや。』

「無理やりちゃう、信じてや」

『あ、ごめん仕事行かな、』

「やだ、お願いやから、」

『今更やめてって』

「ごめん、」