彼は私に興味がない (ページ2)

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にページ2

貴方side

『あーあ、なんだかなぁ』

今は家。一人でいる。

仕事が終わり、今日は残業もなく、早めに帰れた。

ｰｶﾞﾁｬｰ

「ただいまぁ」

『あ、うん、おかえり』

彼とは半同棲している。

よく分からないが彼は私の家に帰ってくる

『お疲れ様』

「うん、お風呂入ってくるわ」

『ん、』

はぁ、

『…疲れたなぁ』

好きじゃないなら振ればいいのに笑

なんて言葉私には言えるわけない

私は弱いから。

振ればいいって言って本当に振られるのが怖いから

振られる前に振ればいい話、だけどそんな勇気私にはない

なんて考えてると、

「はぁ、疲れた、ご飯は？出来とる？」

『あ、うん、そこ置いてある、私先寝るな、おやすみ』

振られるのが怖いから、避ける、なるべく話さないようにする

こんなの恋人って言えるのかな、笑

そもそも、恋人ってなんだっけ笑

キスしたりハグしたり手繋いだりするもんじゃないの？

私たちはキスもハグもまして手を繋ぐこともした事ない

こんなの恋人じゃない。

あれ、私たちってほんまに付き合ってるんかな、

もしかして付き合ってないのかな？

『だ、いご、あのさ、』

「どした？」

『っ、なんにもない、』

聞けない、私には、聞けないや、

「そ、ごちそうさま」

……このままだと進めない、たった1文を言うだけ、

『だいご、』

「も〜何？どした？」

『私たちって、付き合っとるんかな？』

「え？なんでそんなこと聞くんよ笑」

『あっ、ごめん、付き合ってないよな、変なこと聞いてごめん』

「は、え、ちょっとA！？」

怖くなって外に逃げ出しちゃった、

付き合ってないって言われるのが怖くて、

『付き合ってないよな、』

なんていっちゃった、

？「A？何しとんここで」

『あ、はっすん、』

橋「もうこんな時間やのに1人でなんしとん危ないやろ」

『いや、色々とあったんよ、』

橋「…大ちゃんな、」

『なんでわかるん、笑』

橋「寒いやろ、俺ん家くる？」

『ええの？』

橋「ええよ？帰りずらいやろ？」

「うん、ありがと、」

橋「どーぞ、汚いけど入って」

『お邪魔します、って綺麗やん』

橋「そー？良かったわぁ…で？何があったん？」

『あーそれがさ、』

さっきあった事を全て話した

するとはっすんは

橋「それはAが悪いわ」

と一言