彼は私に興味がない (ページ1)

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いちページ1

貴方side

去年の8月、私が告白して付き合い始めた。

今年の3月、大学を卒業した。

その1ヶ月後の4月、晴れて就職できた。

就職先は彼と同じ、部署は違って

私は人事部、彼は営業部。

彼との出会いは高校

幼なじみの丈くんこと藤原丈一郎繋がりで

よく話すようになって気づけばいつの間にか好きになっていた

そして、高校を卒業し、大学進学した。

奇跡的に彼も同じ大学、同じ学部を志望していた

彼はよくモテる

だから妬まれることも少なくなかった

呼び出されることもあった

その時は必ず助けてくれた。

そして、大学4年の夏告白した。

振られるとわかっていた…

がしかし、予想外の返事で、

自分自身舞い上がっていた

でも、彼は私に「興味がない」

橋「A～！お昼行こ〜！」

彼は大橋和也。同期で人事部のムードメーカー

すごいうるさくて、少し抜けているところがある

犬みたいでモテる。

『はいはい、ちょっと待ってなぁ』

橋「はぁーい、急がんでええよ〜」

『ん、大丈夫、行こ』

橋「おー」

はっすんは、私と大吾の関係を知っている。

なんでも話せる立場にある。

橋「最近大ちゃんとはどーなん？」

『変わらんよ？なーんにも』

橋「そーなんかぁ、やっぱそうやんなぁ」

『1日2日で変わるわけないやん笑』

と言うのは…この質問毎日のように聞いてくるのである。

橋「昨日も聞いたしな笑」

『ほんまやで笑変わったら私から言うしな笑』

橋「はぁーい笑」

？「はっすーんA～」

『ん？あぁ、』

橋「大ちゃんやん、どしたん」

私に「興味がない」彼のお出ましだ。

大「今からお昼行くんやろ？俺も一緒に行く〜」

会社ではこんな感じだが、家では……また今度話す。

橋「えーよ！Aもええよな？」

『ん？あ…ええよ』

大「よっしゃ行こ〜」

はぁ…