（FN）抱き締めて寝る日��KS ページ49
『A〜 こっちおいで〜』
「待ってね〜 あと少し！」
僕のA、酷く大切に扱いすぎだろうか？
「はいはい〜 ギョンス〜」
ボフっとベッドに飛び込む彼女を見るのはいつもの日課で、いつ見ても見飽きない
『今日は抱き締めて寝る日』
「え〜 だってお酒臭いじゃん」
『そんなことないだろ〜 あ、飲めなくて拗ねてる？』
「...まあ、それもある...」
『今から飲む？』
「明日卒業式なんだから、ちゃんと寝なさい」
いつもとは逆の立場で、僕が叱られてる
こんな日常も良いだろう
『ぽっぽ』
「え〜」
『凄く嫌がるね』
ふいっとそっぽを向くと
「はは...ごめんって！ はいぽっぽ！ ギョンちゃんぽっぽは？」
彼女の方を向き直して
突き出された唇に齧り付く
「...ちょ、...っ」
『ん？』
「長いから、酔いそう...」
『酔ってよ』
「...んん、っ...」
可愛い、綺麗、笑顔が素敵、心が綺麗、表裏がない...
僕の自慢の彼女
この後はたくさん愛して、重なり合って、手を握りあって、色々な声を聴いて...
入社してお互いに安定したら、プロポーズしようと思ってる...先のことを考えすぎだろうか？
よく、先のことを考えすぎるとダメになると聞くけれど
僕たちには関係の無いことだろう
皆さんは応援してくれますか？
僕たちの未来を...
...僕たちの幸せを
温かく見守ってくれますか？
死がふたりを分かつまで...
Love dies only when growth stops.
12/22 FN.
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作者名：dwaejinuna | 作成日時：2018年9月8日 17時
