気づいたときには【KS】 (ページ47)

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それからページ47

カレンダーと手帳を見なくなってから2年の月日が経った

「ギョンスや～こっちおいでよ～」

『そういうキャラじゃないんだけど...』

英語が堪能になった彼が先週帰国した

『就活の調子は？』

「う～んまちまちです...」

『Aのキャラなら、すぐに受かりそうだよ』

頭をなでなでされて
就活頑張ろ～なんて思える私は単純な女なんだと思う

「うちのギョンちゃんは明日卒業か～」

『遂に就職だ...』

「大好きな英語たくさん喋ってらっしゃい」

『コール』

愛し愛されの関係は相変わらず

向こうにいるときも私が情緒不安定のときは
幾度となく話を聞いてくれた
彼がノートになってくれた

私はもう彼とではないと、ダメなんだと思う

「これからも私をずっと愛してください」

『これからもずっと僕だけに愛されてください』

近付く私たち...重な... “～♪”

「電話だ...誰からかな？」

2人で画面を確認すると...

『ビョンビョンめ...』

BH「や～ラブラブタイムのところ申し訳ない！今晩飲み！いつものとこで！ヒョンが帰ってきてから何もしてないでしょ！だから今晩ね！皆集まるから！よろしく！バイバ～イ！」

『後で...覚えてろよ』

黒いオーラが立ち篭める彼に
そーっと話しかける

「ギョンスくん...準備しよ...」

『そうだね』

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2人でお風呂に入って、たくさんキスをした

「間に合わない！」

結局、いつもの所へは車で向かい

今日は私が禁酒することになった