気づいたときには【KS】 (ページ44)

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100%になるまで￤KS ページ44

雪景色が定着してから少し経って

僕は彼女と一緒に
雪溶け後に咲き誇る桜をみれないんだな...と

また、忘れてしまっていた

明日が出発日だということを

･･･

「今日の...あ、ギリギリ明日の飛行機だね」

『うん。0時10分の飛行機だね』

「家までジュンミョンさんが迎えに来てくれるって」

『お礼言わなきゃね』

「ギョンスくんがあれだけシバキ倒したのに優しくしてくれるもんね」

『そんな酷いことしたつもりないけどね』

「いいえ...あなたはジュンミョンさんに
約4ヶ月前から一昨日に渡って断酒の刑を言い渡し
ジュンミョンさんがお酒を飲まないように色々と手を回されていましたよね」

って馬鹿にしたように嘲笑いながら言う彼女

「はは、ついでだから言うけど
昨日ジュンミョンさんが、ようやく酒飲めるって言って浴びるようにお酒飲んでたよ」

『罰なんだから、当たり前でしょ』

『僕の彼女を悪く言ったんだから...このくらい覚悟してもらわなきゃね』

「私ってギョンスくんが一番大好きな女の子だもんね？」

『うん』

「...直球すぎて返答に困るかな」

僕は彼女に甘い

僕は彼女を愛していて

僕は彼女を離す気なんて一切ない

「向こうに行ったら？」

『毎日電話する。時間帯は僕が向こうに着いてから2人で決めよう』

「よしよし...いい子いい子」

また、そうやって真似するんだから

...可愛いな

『...ねーえ。今何時？』

「ん～16時です」

『それでは、ふふ』

「なになに...怖いんだけど？」

『ガオーチャンスです...ガオー...』

「...わ」

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