賑やかな病室 ページ40
BH「ギョンスや〜」
SE「ヒョン〜」
テヨンはバイト、ジュンミョンさんはお店があって
この2人が代表でお見舞いにきてくれた
「来てくれてありがとうね」
BH「お前、ちゃんと休んでるの？」
「うん、まあね」
SE「ヌナ...あまり気を落とさないでね」
「ありがとう」
最初は静かだったけど
後から彼らはしっかりと騒いで、挙句の果てには看護師さんに怒られて
ションボリと肩を落としながら帰って行った
「今日は賑やかだったね」
彼の手や脚をマッサージしながら
話し掛ける
「また皆と一緒に遊びに行こうね」
...だから
「ギョンスくんの目が覚めた時の第一声はなんだろう？」
...出来るだけ早く
「...Aって、言ってくれるのかな」
帰ってきてよ...
「熱は下がったのにね...」
先生も“熱は下がったから、あと数日したら目覚めると思いますよ”って言ってたのに
明日を迎えたら彼が倒れてから1週間になる
どこに居るんだろう...
どこを彷徨っているの？
私はここに居るのに...
あなたがここに居るのもちゃんと見えてるのに...
どうして帰ってこれないの？
...ひょっとして
...あたたは、戻ってきたくないの？
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作者名：dwaejinuna | 作成日時：2018年9月8日 17時
