お祝いの席 ページ33
彼が海外大学院に合格した翌日
TY「それではそれでは、ドくんの合格を口実に〜」
「「「「「「かんぱーい！！！！！！」」」」」」
SH「いやあ弟よ…よくぞ努力した…ヒョンは嬉しいよ…」
『ありがとうございます。次はヒョンが努力する番ですね？』
SH「おい、それどういう意味だよ」
SE「ヌナ〜ヒョンがオーストラリアに行ったら、俺と…『オくん？』
BH「ほらほらやめとけって、その権利が与えられるのは俺だけだから
ね？ヒョン」
『ヒョンにどうやって痛めつけられたい？』
BH「オッパ…」
SH「来んな！俺の首まで飛ぶ！」
和気藹々とした彼らのやり取りを微笑ましく眺めていると
“珍しく静かじゃん”と横からテヨンの声
「あ〜今日あんまりお酒の気分じゃなくて」
TY「珍しいこともあるもんだね」
酒豪(仮)なのに飲めない…
こんなことは今までで一度もなかったのに…
TY「あんたでも凹むときあるんだね」
「何言ってんの」
TY「こんなあんた見たことないよ…
酒に一口しか口付けないなんて」
「ふふふ〜そういう時もあんのよ〜」
TY「彼が居なくなったら、私と一緒に住まない？」
率直にありがたいなって思った
今のままで彼を送り出したら…きっとすっからかんになるから
けれど…彼が居た部屋を出たくないし、かと言って彼との思い出が残る部屋に誰かを住まわせるなんて以ての外だった
「ありがたい話だけど…独学で花嫁修行しなきゃさ…」
と言って、また誰かからの温かい救いの手を弾き返した
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作者名：dwaejinuna | 作成日時：2018年9月8日 17時
