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容認 ページ16
MC「本当はわかってたんだ」
「…え？」
MC「僕とAが付き合っていないこと…
実はわかってた」
狼狽えていた彼とは、180°態度が違くて
「そっか」
と平然を装うのに幾粒の冷や汗をかいたのだろうか
MC「けれど、諦められないんだ」
「うん」
MC「だからこれからも良い同僚として関係を築いていくためにさ…」
急にマークが距離を詰めてきて頭を撫でられる
触られたことによって、吐き気を通り越して
さっきまでの冷静さを失った
MC「最後に一度だけ、僕に君を…」
もうダメだ。この件を終わらせるために黙って壊されよう。
そう決意し、マークにキスされそうになった時に
『A…！』
真夜中の公園に響き渡る私が愛してやまない声
MC「あれが君のギョンス？」
この時のマークの顔は、この先マークと会わなくなったとしても
一生忘れられないと思う...
こんなに殺気に満ちた顔を…
その中で私はマークの問いにどう答えるべきなのだろうか…
彼に被害が及ばないようにしようと思っていたのに…
結局巻き込んでしまった…
ここからは自責の念に駆られて
私は泣きながら
「うん。彼がギョンスだよ」
と彼がギョンスであることを認めてしまった
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作者名：dwaejinuna | 作成日時：2018年9月8日 17時
