求めていない待ち合わせ ページ13
終電を逃した頃
KS��今どこ？
KS��終電でSUHOに来たんだけど、A帰ったって言われたから
KS��とかく、今どこに...
「急ぎ過ぎて、誤字ってるよ...」
彼からのメッセージをロック画面で確認して
メッセージを指でなぞる
「帰りたいのにな〜...」
“〜♪”
彼からの電話、ジュンミョンさんからの電話
どちらにも出たいけど、出たら負けなのは自分が重々承知している
ブランコに乗って、漕げる範囲での1番高い所を目指す
そう言えば、ブラ〜ブラ〜何て歌があったよなって
あの歌をうたっている人は確か童顔？若くて可愛くて...とにかく可愛い顔をしていたような...
「今日はここで野宿かな〜...」
もうどちらにせよ帰られないんだから
もうどうなったっていいし
彼と周囲の大切な人たちを守ることが出来れば、もうそれで良い
...
頭上から雨粒が落ちてこなくなった
「A...」
わざわざ、見つけ出してくれるなんて
本当に、あなたって人は...
MC「見つけた！平気？」
「平気だよ」
MC「僕の家、ここから近いんだ！行こう？」
「ううん、行かないよ」
彼が真犯人かどうかを検証するために拒んでみる
MC「...は？」
「マークの家には行けないよ？」
MC「どうして...？僕たち付き合ってるのに...」
「うんん。付き合ってないよ？」
MC「だって君は...僕の話を拒まなかったじゃないか」
「うん」
MC「...君の方から僕を好きだって言ったのに」
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作者名：dwaejinuna | 作成日時：2018年9月8日 17時
