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電話越しのともくんにお店の名前を伝えると。
『すぐ行くから、あったかいとこで待ってるんやで?』
なんて優しい言葉を掛けてくれる。
高身長でイケメンな小瀧くんと過ごしても
私の頭の中はともくんばっかり。
ともくん以外考えられないんだなぁ、なんて再確認。
「電話、終わりました?」
「うん、お店まで来てくれるって。」
「うわぁ俺殺されるんかなぁ〜」
「やましい事もないし、言えば大丈夫だよ!」
〜♪
そこへ、ともくんから到着を告げる通知が来た。
小「神山さん、すみませんっ!!」
神「……??小瀧くんやん。」
小「僕が無理矢理Aさん連れ出して…」
「ごめんねともくん、後輩って小瀧くんなの。」
神「………。」
どうしよう、ともくんが少し不機嫌だ。
そう思った時に小瀧くんが事情を話してくれる。
神「人の彼女あんま脅さんといてや。笑」
小瀧くんの話を聞いて、
ともくんはそう笑ってくれた。良かった。
小「俺年下やけど、同じ関西出身の神山さんとか
重岡さんとかと仲良くなりたかったんですよ。」
神「言ってくれればすぐ仲間入れたるのに!」
小「まだ新人のくせに各部署のエース的な人に
そんな気安く声かけられないっすよ…。
東京で自由行動の時に話しかけよ思って
付いて行ったらあの現場に遭遇してもうて。
これをダシにAさんと親しくなって、
先輩方と交流持とうと思ったんです。」
神「なんやそれ、回りくどいわ!笑
ええよ、これからは俺らの輪入っといでや。
敬語もいらんし、神ちゃんって呼んでええで?」
小「わぁ神ちゃん〜〜!嬉しい!!
俺のことものんちとか好きに呼んでください!!」
そう言ってともくんに抱き着く小瀧くん。
ちょっと、いいな〜なんて思ったり。
私をダシに使おうとした理由も知れて、
ともくんも満更でもなさそうだし。
ひとまず一件落着、かな。
神「なぁなぁのんちゃん、
いくら可愛ええからってAは駄目やで?
Aも、気使ってくれたんやろうけど、
男とおるんならちゃんと言ってな?」
穏やかなともくんの口調に
私と小瀧くんは、ぐうの音も出ない。
小「でもな、Aさん口を開けば
ともくんが、ともくんがってそればっかりやねん。
これじゃ神ちゃんに申し訳なくて手出す気にならへん。」
神「可愛ええ。」
笑いながら私の頭を撫でるともくんはご機嫌だ。
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アリス(プロフ) - はじめまして、読ませていただきました。まだwest事を知ったばかりなのです出来れば名前のとこメンバーカラーじゃなくて名前にしていただけると混乱せずに読めます。すいません (2020年2月1日 6時) (レス) id: c378339859 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - さーさん» さー様 応援ありがとうございます^_^そう言っていただけて嬉しいです!そろそろお話がいっぱいになって移行しますが、移行後もよろしくお願いします! (2019年10月31日 23時) (レス) id: cd601f5f37 (このIDを非表示/違反報告)
さー - いつも楽しみに読んでいます!応援しています!今回もニヤニヤしつつ、感動しつつ読ませて頂きました。無理せず体調第1に考えてくださいね! (2019年10月30日 21時) (レス) id: 716768484e (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - なつきさん» なつき様 心配して頂きありがとうございます( ; ; )体調は無事良くなったのでこれからもマイペースで頑張ります!いつもほんとありがとうございます! (2019年10月28日 23時) (レス) id: cd601f5f37 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - あやかさん» あやか様 ありがとうございます(o^^o)待っていてくれていたなんてとても嬉しいです!これからもよろしくお願いします! (2019年10月28日 23時) (レス) id: cd601f5f37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆい | 作成日時:2019年8月12日 9時