神山くんと恋をする。2

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「しれーっと、照史に聞いてもらう？」



「んー大丈夫。まだ待ってみる。」



「Aが良いなら良いんだけど。
困ったら溜め込まないで、頼ってよ？」



「うん。七瀬しか頼る人いない。笑」




私がそう言うと七瀬は安心してくれる。
地元の友達ともたまに連絡取るし遊ぶけど。
前の彼氏の事を知ってるから
恋愛の話ってなんだかしにくい。



それにもう結婚してる子もいるし。
七瀬はどうでも良い話も真剣に聞いてくれるし
くだらない事で笑いあえるから。
仕事の事も家族の事も恋愛も七瀬に頼りっぱなしだ。




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「あ、Aと伊藤やん。おつかれ〜」



「藤井じゃん、おつかれ！」



「お前ら社員旅行、どうするん？」





11月に毎年労働組合の旅行がある。
藤井曰く、今年は東京らしい。
日帰りでお台場と浅草がメインだそう。



「もちろん行くでしょ！」



「七瀬が行くなら私もっ！」



「みんな行くんやったら、俺もいくで〜」




行かない人はその分のお金が貰える訳じゃないから
正直行かないと損な旅行だ。
休みの日まで会社の人といたくない、
なんて人はこないんだけど。笑





昼休みから戻るとすぐに課長から
組合の旅行の出欠を問われた。
七瀬と2人で出席に◯をつけた。




《組合の出欠どーしたん？》



《出席にしたよ！》



《Aが行くんやったら俺も行く。》




15時休憩でコーヒーを淹れに行くと
ともくんからLINEが届いた。
私が返事をすると、了解、とか
そんな淡白な返事じゃなくて。



普段仕事中はLINEしないんだけど
ちょっとドキッとするような返事をくれたから。
仕事中なのにドキドキするし
早く会いたいな〜なんて思ってしまう。



七瀬が行くってことは、桐山先輩も来るだろう。
必然的にシゲ先輩も来るだろうし。
藤井も行くって言っていた。
そして、今年はともくんがいる。
まだまだ先の話だけど、いつにも増して楽しみだ。





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目標は1日1話なのですが、
最近忙しくて少しサボり気味です。
ごめんなさい(；＿；)



深くまでは書きませんが、
これから神山くんとAちゃんの
行為についても軽く触れる事があると思います。
既に少しずつ触れ初めてはいますが
そういうの嫌な方がいたらごめんなさい。


私的にはもっとラブラブな
2人になってもらいたいのです。笑



皆様いつも閲覧頂きありがとうございます！
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これからもよろしくお願い致します。




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