神山くんと恋をする。2

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Aside





「「かんぱ〜いっ！」」




9月は上期決算でバタバタしていて。
10月に入れば月初の目まぐるしい忙しさ。
10月も半ばに入り、少し落ち着き。
今日は仕事終わりに七瀬と久々に飲みに来た。




「七瀬とゆっくり話できるの、久しぶりだね。」



「ほんとに！A会いたかった〜〜！」



「毎日会ってるじゃん！」



「細かい事は気にしない！！」




まだ開始数分で、酔うには早すぎるけど。
酔っ払いのように私に絡む七瀬。
七瀬といるとやっぱり楽しいなぁ。




「ねえあれから忙しくて全然聞けなかった。」




「え、なにを？」




「神山くんと、した？」




「、、、、、。」




「いや、ちゃんと言ってよ！笑」




「した。」




「えぇ！まじか！おめでとう！！」




「ありがとう、、、。」




「もー照れちゃって！！Aは可愛いなぁ！」




そう言って私をぎゅっと抱きしめる七瀬。
七瀬の腕の中もすごく安心する。
七瀬とともくんの包容力って、似ている気がする。




七瀬だから良いか。と思い
ともくんが私に手を出さなかった理由を
話してみると、七瀬は終始ニヤついていて。




「神山くんになら、Aを任せられる！」




と親友の太鼓判まで頂いた。
自分の彼氏を親友に認めてもらえて、すごく嬉しい。




「七瀬達は？最近どうなの？」




「なんかね〜最近照史ずっとコソコソしてて。
帰り遅いのは仕方ないけどさ、
先に寝てていいよ、とかひとりの時間多くて。
なんか寂しいんだよね。」




珍しく弱気な七瀬。
こんな七瀬を見るのは久しぶりだ。
付き合って2年以上経つのに七瀬からは
桐山先輩がだいすき、と言うのが伝わってくる。
私達も、こんな風になれたらいいな。




「寂しい時は、私と遊ぼう！！」




さっきとは反対に、私が七瀬を抱きしめると
私に甘えてくる七瀬。お酒の力もあるけれど、
こんな七瀬は少し珍しい。




七瀬には内緒だけど。
この間桐山先輩に七瀬の指輪のサイズを
知っているか尋ねられた。
それってきっと、そう言うことだよね？




今は不安になってる七瀬だけど、
すぐにきっと幸せになれる。
いつも七瀬には支えてもらってばっかりだから
今は私が支えてあげなきゃ！







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次話でいっぱいになるので
いっぱいになったら移行します。
皆さまいつもありがとうございます(o^^o)






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