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お昼ご飯を食べて、また買い物をしたり
私の通っていた大学を見に行ったりして。
少し小腹も空いてきた頃、ケーキ屋さんに入る。
神山くんは苺のショートケーキを、
私は生クリームの乗ったシフォンケーキを注文した。
「うわっ！めっちゃうまいやん！！」
苺のショートケーキを一口食べて、
にっこり笑う神山くん。ま、眩しすぎる。
「でしょ！ここ、大学の時のバイト先なんだ。」
「あの制服着てたんや。見たかったなぁ。」
「写真あるけど。み、見る？」
「見る！」
向かい合う二人がけの席で、
机の真ん中に置いた私の携帯を二人で覗き込む。
「髪色明るいのも似合うやん。可愛え。」
可愛くないよ！
と言い返そうと思って顔を上げると
目の前に神山くんの顔。
恥ずかしくてすぐに顔をそらしてしまう。
「そういうとこも、かわええで。」
ちょっと意地悪そうな顔で、
そんなこと言うから。私の顔は真っ赤だ。
「Aさんシフォンケーキ好きなん？」
「うん、だいすき！」
「地元に有名なシフォンケーキ屋があるんやけど。
いつか一緒に行けたら良いなぁ。」
「え、行ってみたい！」
「おん。いつか連れてったる！」
これから私達は神山くんの
地元に連れてって貰えるような
関係になれるのかな？……なりたいな。
「Aちゃんだよね？久しぶり！」
「店長！お久しぶりです！！」
「彼氏、かっこいいじゃん〜！」
休憩から戻ってきた店長に話しかけられる。
《彼氏》という単語に動揺してしまう。
カレー屋さんの時は否定したんだけど
なんかもう否定が出来なくなっていて。
神山くんが彼氏になってくれたら。
なんて自分の欲が大きくなりすぎてるみたいだ。
店長の言葉に、神山くんは優しく笑って
「美味しかったです。また2人できます。」
なんて言うからドキドキが止まらなくなる。
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「ちょっと下着とか買いたいんやけど。」
「う、うん。じゃあ別行動しよっか？」
「ごめんな。おおきに。」
「じゃあ、終わったこの金時計の前で集合で！
分かんなかったら電話してね。」
おん！と元気に笑って神山くんは
目的地に向かって歩いていく。
さて。私はどうしようかな。
とりあえず、無駄にうろうろしてみる。
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ゆい(プロフ) - ゆきまろさん» ゆきまろ様 お読み頂きありがとうございます(*^ω^*)早くあちらでも、こんなお話が書きたいです…！！ (2020年11月14日 0時) (
レス) id: 54155dbd77 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきまろ(プロフ) - やっぱりいいですね…！きゅんきゅんします！！ (2020年11月11日 22時) (レス) id: fd73da006f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 晴香さん» 晴香様 キュンキュンして頂けたようで嬉しいです(o^^o)今回はハイペースな更新でしたが、続編はマイペースに頑張っていくつもりですのでまた是非応援してください！ (2019年7月8日 22時) (レス) id: 26e95f362f (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - こっこさん» こっこ様 お読みいただきありがとうございました(o^^o)只今続編の構成を考え中です。続編始まりましたらまた是非よろしくお願いします！ (2019年7月8日 22時) (レス) id: 26e95f362f (このIDを非表示/違反報告)
晴香(プロフ) - めちゃめちゃキュンキュンしました！！続編も読みたいです！！よろしくお願いします！ (2019年7月8日 3時) (レス) id: 61882fd64f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2019年7月2日 10時
