三十七話 ページ3
「めちゃくちゃだけどいかしてたぜっ。」
「なんて奴だ。」
「なんかスカッとしちゃった。」
「見直したぜ。」
体を揺さぶられながら、まるでヒーローのように誉められているツナ。
「(オレがやったの…？オレでも死ぬ気になればセンパイを倒せるんだ…。信じられない。オレがみんなの真ん中にいる。)」
「ツーナ。」
「(A…。やっぱ昨日のこと怒ってんのかなー…。)」
「いやー、すっきりしましたよー。ありがとうございましたー。まぁ、ツナが倒さなかったら、僕が潰すつもりだったんですけどねー。」
「え"っ。(潰すって何ーっ！？というか、なんかいつものAだ…。)」
「A、昨日のこと怒ってるんじゃ…。」
え？なんで？
「何言ってんですかー。別に怒ってなんかないですよー？ギャグとしてはいまいちでしたけど。」
「そ、そうだったんだ。(ギャグじゃないんだけどな…。ははっ。)」
おい、何顔ひきつらせてんだ、失礼だな。
「ツナ君！」
おっ、京子ちゃんではないか。
「ツナ君ってすごいんだね。ただ者じゃないって感じ！」
まぁ、マフィアのボスだしね。ただ者じゃないわな。
というか、このセリフ聞けたーっ！！え、嬉しい。
「え、そ、そうかな？あ、ありがとう。」
頬を染め、頭をかきながら言うツナ。
…かわいいなぁ！お前らくっつけよ！！
「ツナー、顔、赤いですよー？」
「なっ！！あ、赤くないよ！？」
いや、見た感じ赤いけど。
「どうしたのツナ君？風邪引いちゃった？寒そうだもんね。」
「だっ、大丈夫だよ！！風邪でもないしっ。」
いやー、ニヤニヤしそう。堪えなくては。
というか、僕にはまだ仕事がある。
「体育館にいる生徒ー！！直ちに教室に戻ってくださいーい。間もなくホームルームが始まりますー。遅刻したら容赦なくヒバリセンパイに報告させてもらいますのでー！！」
そう大きな声で叫ぶと、あんなに盛り上がっていた生徒達が、蜘蛛の子を散らすように少なくなっていった。
「(そうだったーっ！A、風紀委員だったー！！)」
「さ、ツナ、僕達も急ぎますよー。僕も遅刻したら大目玉なんで。」
「う、うんっ。急ごう。」
ちなみに京子ちゃんは状況をよくわかってなかったけど、花ちゃんに引っ張っていかれたよ。
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夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - seraさん» ありがとうございます！ (2018年11月20日 17時) (
レス) id: be5de4e45a (このIDを非表示/違反報告)
sera(プロフ) - アドバイス、夢さんのボードの方に書かせて頂くのでよろしければそちらを見てください。 (2018年11月19日 19時) (レス) id: 28f01b04a4 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 弥生さん» ありがとう！！今回はハロウィンのに比べて糖度低めになると思うけど完結は約束するぜ！！ (2018年11月11日 22時) (レス) id: a76610752b (このIDを非表示/違反報告)
弥生(プロフ) - ポッキー!!!頭のなかで二人の光景が思い浮かんでさらに爆笑していた(ﾟ∀ﾟ≡ﾟ∀ﾟ)夢ちゃん頑張ってね(*´∀｀*) (2018年11月11日 18時) (レス) id: 6f48ec4925 (このIDを非表示/違反報告)
夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ(プロフ) - 美香さん» フラグついたのはこちらだけなのでおそらく違うと思われます。コメントありがとうございます！！ (2018年11月8日 22時) (レス) id: a76610752b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢@雲雀さんのムスッがかわいすぎてヤバイ | 作成日時：2018年10月14日 8時
