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秋「顔死んでんぞ」
貴「…生きる」
秋「は?」
哲「待って、Aが秋の暴言に対して反抗しないうえに、会話が成立してないんだけど」
貴「うん」


スタジオに行く途中、この前のうっしーとのことを考えて、複雑な気持ちで埋め尽くされていた。

にしても、そんなに顔に出てたかな?



秋「おい、こっち見ろ」



俯いてた顔をあっくんの大きな両手で包まれて、前を向かされる。
あっくんとてっちゃんが真剣な顔で見てる。


秋「何があったか言え」
貴「…いい」
秋「よくねー」
哲「秋…」

さっきまでよりもあっくんの手に力が入る。

秋「今のお前がステージ立ったって誰も見たくねーよ。こんなんなら、対バン相手に迷惑でしかない」
哲「ちょ、そんなに言わなくても…」
秋「哲黙って」


あっくんは、怒ってる訳じゃない。
わかってる。
私もそう思うから。


貴「…ごめんなさい」
秋「それからな、A」


名前を呼んでから、ぐっと私に近付くあっくん。


秋「…いつでも俺と哲はお前の味方だ。傍にいるから。バンドメンバーとしても、一友人としても。だから、そんなちっちぇー身体で全部背負うな、ばか」
貴「あっくん…」


強く言われる優しい言葉に、ぽろぽろ涙が止まらない。


哲「あ、秋泣かせたー。ひとちゃんに言ってやろ」
秋「は!?これはちげーだろ」
哲「ん、ハンカチ。普通女の子は持っとかないと」


笑いながらてっちゃんにハンカチを渡される。
あっくんの手がそっと離れて、ハンカチで涙を拭う。


ひとちゃんに言う言わないで二人はくだらない言い合い。

二人はやっぱり、私にもったいないくらい素敵なメンバーだ。
それから、大切な友人。



貴「…話、聞いて?」
哲「そりゃもちろん」
秋「牛沢さん?」


こくりと頷く。
スタジオわざわざ借りてるのにごめんね、ありがとう。





.





哲「え、それっていい感じなんじゃないの!?」


ベランダで会ったこと、そこで話したことを、包み隠さず伝える。

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ゆる(プロフ) - 未愛さん» ありがとうございます!私もこの作品好きでした、とっても!!!番外編書きたいことありすぎるし、長編もテーマ絞れないし、ひいいい、ってなってます(^p^)笑 (2017年5月11日 1時) (レス) id: 2348e913dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - 黒羽さん» コメントありがとうございます!楽しんで読んでいただけてとっても嬉しいです(*´ω`*)番外編に新作に…これからも頑張ります!!!!! (2017年5月11日 1時) (レス) id: 2348e913dd (このIDを非表示/違反報告)
未愛(プロフ) - 完結おめでとうございます!ついに完結しちゃいましたー!今回の作品もとても好きなので寂しいです(>_<)気が向いたら番外編お願いします(笑)そして長編も楽しみです!読みたいのが多くて絞れませんでした(笑) (2017年5月9日 13時) (レス) id: 777314882c (このIDを非表示/違反報告)
黒羽(プロフ) - 初めまして!完結おめでとうございます!牛沢side、another side共に楽しみながら読ませていただきました!長編物も番外編も少しばかり期待してます|ω・)←←面白くてほっこりする作品を作っていただきありがとうございました!(日本語おかしくてすみません(>_<;)) (2017年5月8日 4時) (レス) id: 0ae5c48f55 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる(プロフ) - 蒼乃さん» ありがとうございます(;_;)めちゃくちゃ更新遅れちゃってますが、ぼちぼちで頑張りますので待っててくださいいいい! (2017年3月28日 23時) (レス) id: 2348e913dd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆる | 作成日時:2017年2月11日 0時

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