追憶と未来2 ページ3
一方、ホメロスは没落した名門貴族の出身で、幼いころ父親は首をくくり、程なくして母親も病気で亡くなった。
城に身を置くようになる前から、彼の実力は他の見習いよりも群を抜いており、周囲から『神童』として讃えられていた。
しかし、成人してからはユグノア滅亡後、王に取り憑いたウルノーガに 己の劣等感につけこまれ、ウルノーガの手足になり、民をたぶらかし魔に魂を売った。
命の大樹の最上層にて イレブン一行を襲撃したが、過去から遡及したイレブンにより返り討ちにあった。
王(ウルノーガ)に斬り捨てようとしたまさにその時、トーポが王の指に噛みついた。
トーポが指に噛みついたことについて、Aはトーポが16年前から王の異変に気づいていたことを察し、そのことを指摘した。
それを否定する王に、ロウも(後でわかったことだが)デルカダール王の異変に気づいており、トーポのことを聞き確信したため、黒幕探しをしてから処刑してもよいのでは、との提案をした。
旧友の提案ならば仕方ないと、王が受け入れたことで とりあえずホメロスは一命を取り留めた。
デルカダール城に戻り、イレブン一行とグレイグ、Aが 王に乗り移っていたウルノーガを斃した後、ホメロスは親友グレイグへの嫉妬を打ち明けた。
グレイグは「それは違う、俺はお前の背中を追ってきた」と打ち明けたことにより、二人は和解した。
その後、ホメロスは罰並びに罪滅ぼしとして、王からイレブン一行に協力することを命じられた。と、同時にニズゼルファ復活した。
グレイグとAと共に、ニズゼルファを討伐すべく、イレブンらとの旅に同行することになった。
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作者名:Squall | 作成日時:2019年9月30日 20時