レッスン。 ページ10
「今日はステップのレッスン。あ、嵐は別室でデビュー曲やるから。」
ステップ、、？
私は別室でデビュー曲の練習、、
説明されただけでも不安になってくる。
「、、猫宮。」
ふいに名前を呼ばれた、
「は、はいっ」
慌てて返事をして、無意識に背筋が伸びる。
「ちょっとやって欲しいステップがあるんだけど」
ざわ、、
先生がそう言うと一瞬だけ場がざわついた。
何かやばめなステップやらされるの、、？
「私が今からやるステップ、真似して。1回しかやらないから。」
「は、はい」
と、返事をしつつも、周りが何やらコソコソと話している声に耳を傾ける。
「また新人泣かせだ、、鬼コーチだな、、」
え、、嘘、、やばい予感しかしない、、
「、、今まで大野しかできたことないのに」
おおの、、？
おおのくんっていう子は凄いのかな、、
「じゃあやるから見てて」
そう言うと先生は軽やかなステップを踏んでいく。
ぼーっと見ていると目が回りそうになる。
、、こんなの出来ない
「ほら、やってみなさい。見たままよ。」
見たまま、、見たまま、、
「はい、お願いします、、」
見たままをやる、、
こうかな、、
次は右足だった気がする、
それで、、
あれ？
なんか凄い見られてる気が、、
「やめ。じゃあ別室行って練習ね、」
どうしよ、絶対センスなかった
でもどうしようも無いよね、経験なんて全く無いし
皆も凄い目で見てたからよほど酷かったんだろうな
「はぁ、、」
思わずため息が出た、
「ねぇ、」
その時、今まで話したことの無い初めての声。
「は、はい、」
声の方を見ると
「ダンス、やってたの？」
「え、そんな訳ないです、さっきも全く出来なかったしそれに、、」
さっきのダンスを見て経験者なわけが無いのは、分かりきってるはずなのに。
「、、みんな君と俺が同じって言ってたけど」
君と俺が同じ、、？
「、えっと、どういう、、」
「あのステップ、あの鬼コーチに何も言われず終わったの、俺と君だけ。」
え、、あれ呆れられてたんじゃなかったの、？
、、まさか
「俺が怒られなかったのはまぐれだと思うけどねぇ」
「え、もしかしておおのくんですか、、」
「なんで知ってんの？」
「踊る時に、おおのくんだけあのステップができたって聞こえて、、」
「、、君名前は？」
「あ、猫宮Aです、」
「ニノと似てんね、よろしく」
「よろしくお願いします、」
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ﾕﾅ(プロフ) - skomiya0617さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます！ (2020年10月3日 12時) (
レス) id: 7da8f7a32c (このIDを非表示/違反報告)
skomiya0617(プロフ) - 更新頑張ってください。待っています (2020年9月30日 0時) (レス) id: 151ccfc04a (このIDを非表示/違反報告)
ﾕﾅ(プロフ) - 美紀さん» コメントありがとうございます！応援の言葉、嬉しい限りです、、！美紀さんもコロナなどお気をつけください。 (2020年6月12日 15時) (レス) id: 0e97e6508e (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 嵐大好きです最高です櫻井君と二宮君寄りのオール担当です最高です更新大変だと思います頑張ってください応援していますコロナウイルスと熱中症に気をつけてくださいね (2020年6月11日 15時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾕﾅ | 作成日時：2020年5月6日 11時
